ソフトバンク今宮健太 実戦復帰で貫禄の2安打2打点!「まずは結果が出て良かった」
2025年5月27日(火)21時54分 スポーツニッポン
◇ウエスタン・リーグ ソフトバンク—広島(2025年5月27日 タマスタ筑後)
右前腕屈筋群の筋挫傷でリハビリ中のソフトバンク・今宮健太内野手(33)が27日、ウエスタン・リーグ広島戦(タマスタ筑後)で実戦復帰した。3打数2安打2打点で5回までプレーして途中交代した。
「3番・遊撃」でスタメン出場し貫禄を見せた。0—0の3回は1死満塁で広島・滝田の149キロの直球を中前に運ぶ先制の2点適時打を放った。3—0の5回は1死一塁から2番手益田の148キロの直球を中前に放ちチャンスを広げた。2安打2打点の活躍に「まずは結果が出て良かった」と納得の表情だった。
4月30日の日本ハム戦で右肘付近に死球を受けて戦線離脱。スローイングの面は慎重に、肘のケガだったためランニングなどで切れの部分を落とさずリハビリを進めてきた。
「スムーズに入れた」と言う。遊撃深めの位置からのスローイングも問題なくこなした。
「あれぐらい物足らんですけどね。1球飛んできて良かった。練習の中でほぼマックスで投げていた。怖さもなかった」とうなずいた。
あす28日の同戦にも出場予定。6月3日からの交流戦での1軍合流を目指す。「思ったより時間がかかってしまった。取り返せるように。しっかりやって呼ばれるように」。背番号6はそう力強く決意した。