【ヤクルト】接戦制し連敗5で止めた 高津臣吾監督「反省も多かったですけど勝ってよかった」
2025年5月27日(火)22時22分 スポーツ報知
プロ野球史上9人目となる100セーブ&100ホールドを達成した石山泰稚(カメラ・山崎 賢人)
◆JERAセ・リーグ ヤクルト2—1中日(27日・神宮)
ヤクルトは接戦を制し、連敗を5で止めた。高津臣吾監督は「この前(巨人戦後に)言ったように、やっぱりピッチャーが頑張らないとね。今日も相手はいいピッチャーだったし、なかなかチャンスも得点が難しい試合展開でしたが、バタバタしながら、先発(ランバート)があそこ(6回)まで行ってね。終盤に1点を取られて追いつかれたんだけども、こういうロースコアをなんとか、いつも言ってるように取っていかないとね。いつもこういうスコアで負けているので、今日に関しては反省するところも多かったですけど、勝ってよかったです」と総括した。
ベテランの石山が2—1の9回に登板し、1回を無失点に抑えてプロ野球38人目の通算100セーブ(S)を達成した。通算125ホールド(H)をマークしており、プロ野球9人目、球団史上初の100S100Hの偉業となった。
指揮官は「(石山)本人はどう思ってるかわかんないけど、僕は技巧派だと思っている。技巧派はマイナーチェンジをすることによって、どんどん成長していけると思っている。パワーピッチャーっていうのは、やっぱりある程度、体力が落ちてきたり、スピードが落ちてくると、すごく難しくなっていく。彼は昔は球が速くて、フォークと真っすぐで、どんどん抑えていたけど、今はもういろんな球をいろんなところに投げて、高さを気にしながら、そういうのってやっていくっていうところは非常に大きな成長を感じます」とたたえた。