子どもの支援チャリティゴルフに元サッカー日本代表・北澤豪氏が参加 「1打1打、マインドセットするゴルフは面白い」

2025年5月28日(水)11時45分 ALBA Net

多くの人たちがイベントに参加。北澤豪氏も最後方からアピール?(撮影:ALBA)

病気の子どもやその家族が利用できるドナルド・マクドナルド・ハウスの支援を目的としたゴルフのチャリティイベント「第3回 DMHC支援プロ・アマチャリティー〜西山スマイルカップ」が27日、埼玉県・日高カントリークラブで行われた。ステップ・アップツアー1勝の石山千晶や熊谷かほら女子プロ10名と『Team DMHCアンバサダー』の元サッカー日本代表の北澤豪氏も参加した。


主催したのはアスリートのマネジメント業務などを行う総合制作会社のトキア企画。同社は継続的な社会貢献活動やチャリティ活動を行うことが企業やプロアスリートの役割と考えており、同ハウスを運営する公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ(DMHC)の日本法人が設立された1999年より、深堀圭一郎とともに支援活動を行っている。

イベント参加費の一部やチャリティオークションの収益をDMHCに寄付するとともに、若手プロら参加者に対するDMHCについての啓蒙活動も行った。

DMCHアンバサダーの北澤氏は、サッカー少年が難病になって同ハウスを利用したことで親交が生まれ「サッカー少年と10個の約束をしたんですけど、その1つが、『元気になったら一緒にサッカーをやる』ということでした。その2年後ですかね、難しい病気でしたが、打ち勝って一緒にサッカーをやることができたんです」というエピソードを通じて、ハウスの存在意義を紹介した。

北澤氏は現役時代にはゴルフクラブを握ることはなかったが、6年ほど前から始めて、いまやベストスコア78という腕前に。「月に3〜4回ラウンドする感じです。車にはキャディバッグを積んでいて、時間があれば打ちにいきます」というほどゴルフ熱が高まっている。

「ゴルフって1打1打じゃないですか。ダメでも取り戻せばいいとか、マインドセットしていくのでメンタルトレーニングにもなるので面白いです。昨日はよかったのにきょうは悪いみたいなこともあるし。現役選手にはお勧めだし、僕も現役時代にやりたかったです」とその面白さを語る口調も熱を帯びる。

サッカー大会開催やマラソン参加などのチャリティも行っているが、クラブを握りはじめたことでゴルフのチャリティにも参加するようになった。「競技を楽しみながら、チャリティにつながるというのは、スポーツの在り方だと思います。自分のゴールだけでなく何かにつながるゴールになっています。社会的地位のある方もゴルフをされることが多いので、チャリティ文化が社会に広がっていく意味でも影響力はあるのかなと思います」とゴルフを通したチャリティ活動の意義についても話した。

現在は日本サッカー協会の参与や日本障碍者サッカー連盟の会長などを務める。「現在(ドナルド・マクドナルド)ハウスは(国内に)12カ所ありますが、その数を増やしたりり、地域の病院や地域の企業と連携を図れるようなチームワークを作れるようなものにしていきたいです」と、今後もゴルフやスポーツを通してチャリティ活動を通して、難病の子どもたちや家族の支援を行っていく。

【ドナルド・マクドナルド・ハウスとは】
難病を患った子どもが都心部などの大きな病院に入院した際に、家族が近くで付き添いができるように病院の近隣に開設している滞在施設。ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ(DMHC)が運営を行っており。全世界では約380カ所ある。1999年に日本法人が設立され、現在国内では12カ所に施設を開設している。ハウスは寄付や募金により運営資金を賄っており、スタッフはボランティアとして従事している。


<ゴルフ情報ALBA Net>

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