【巨人】山崎伊織、5回1失点で勝ち投手の権利 内海コーチ「すぐに取り返してもらった。良い流れで頑張ってほしい」
2025年5月28日(水)19時38分 スポーツ報知
巨人先発の山崎伊織(カメラ・小林 泰斗)
◆JERA セ・リーグ 巨人—広島(28日・金沢)
巨人は山崎伊織投手が6勝目を目指して先発した。初回に1点を失ったが、チームは逆転。5回を5安打1失点で勝ち投手の権利を得た。
山崎は1回2死からファビアン外野手に左前打、末包昇大外野手に四球を与え一、二塁とされると、坂倉将吾捕手に左翼線二塁打を打たれ1点を奪われた。
巨人が直後の1回裏に反撃。1番に入る増田陸内野手が広島の先発・大瀬良大地投手から、石川県営野球場の左翼席に飛び込む3号の同点ソロ本塁打。2死からは27日の試合で負傷し途中交代していたキャベッジ外野手が、NPB通算11万号となる7号ソロアーチを右翼場外に運び、勝ち越した。
山崎は3回、先頭の小園海斗内野手を中前打で出塁させ、2死をとってから坂倉を四球で歩かせ一、二塁と3イニング連続で得点圏に走者を進められたが、モンテロ内野手をフォークボールで空振り三振に打ち取り、追加点は許さなかった。
打線は4回、5番に入る吉川尚輝内野手が先頭で中前打。1死からヘルナンデス外野手が二塁内野安打でつなぎ一、二塁としたが、後続が抑えられ無得点。
5回の山崎は先頭の野間峻祥外野手に中前打されたが、小園を遊ゴロ併殺打。ファビアンを空振り三振に仕留め、勝ち投手の権利を得た。
山崎の投球について内海哲也投手コーチは「地方球場でいつもより狭い分、慎重になりすぎてカウントが悪くなり、苦しい投球になっている。早めに追い込んで自分のペースで投球ができるように、大胆にいくところは大胆に、その中で慎重にいくところは間違わずに投球してほしい。初回点を取られた後すぐに取り返してもらったので、良い流れに乗せてもらって頑張ってほしいね」とコメントした。