木下稜介 連覇へ「風を味方に」 リンクス攻略のイメージあり
2025年5月28日（水）15時14分 スポーツニッポン
男子ゴルフのミズノ・オープンはあす29日に岡山・JFE瀬戸内海GCで開幕。前年優勝の木下稜介（33＝AKRacing）は連覇へ意欲を見せた。
「ここは風を味方につけることが一番。風向きに対してのコースの（攻め方の）組み立て方は、全ホール頭に入っている。風とケンカせずに仲良くやっていきたいと思います」。海から一定方向に風が吹くリンクスコースの攻略のイメージは、しっかり頭の中に描かれているようだ。
今季は5試合に出て4試合でベスト10に入るなど好調をキープ。その要因が開幕前から指導を受けているドラコンプロの山崎泰宏（55）の存在だった。開幕戦の東建の前からアドバイスを受けるようになり「飛距離も伸びたんですが、。一番良くなったのはアプローチです。（ドラコンとは）全然真逆のアプローチが本当に良くなって、ボギーの回数も減りましたし、ショットの曲がり幅をコントロールできるようになった」と手応えを口にする。
以前は鋭角だったクラブの入射角が「V字から丸っぽい円になって（ボールが）フェースに乗る感じになった」と説明する。
今週は3位に以内に入れば、メジャーの全英オープン（7月17日開幕、ロイヤル・ポートラッシュGC）の出場資格も得られる。「5試合終わって4試合トップ10に入っていますが、やっぱり優勝しないと意味がない。今週ここで2連覇して、もう一度全英を経験して強くなりたいなと思っています」と意気込みを語っていた。
