大逆転の口火を切った2つの絶妙アシスト…チェルシー指揮官がパーマーを絶賛「ワールドクラス」
2025年5月29日(木)13時11分 サッカーキング
チェルシーのECL制覇に大きく貢献したパーマー [写真]=Getty Images
ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)決勝が28日に行われ、チェルシーはベティスと対戦した。開始早々の9分に先制を許し1点ビハインドで前半を終えたものの、65分のエンソ・フェルナンデスの同点弾を皮切りに反撃開始。ニコラス・ジャクソン、ジェイドン・サンチョ、モイセス・カイセドが次々とネットを揺らし、4−1という圧巻の逆転勝利で栄冠を手にした。
初のECL制覇を成し遂げ、チャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)、UEFAカップウィナーズカップ(1999年に廃止)を含めたUEFA主催の主要4大会すべてで優勝した史上初のクラブとなったチェルシー。中盤の攻撃的ポジションで先発出場したパーマーは、絶妙なラストパスからE・フェルナンデスとジャクソンのゴールをアシストし、逆転勝利に大きく貢献。試合後にはUEFAによるプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)にも選出された。
試合後、パーマーは「後半はインテンシティーを上げて、良いパフォーマンスを見せることができた。ボールをもらってもただ後方に下がったり、横に行ったりするのはうんざりだったよ。最初のゴールでは少しスペースがあり、エンソが走り込んでいるのが見えた。2点目も同じだった。またしてもチームの個性を発揮し、逆転することができたと思う」とコメントし、4ゴールを奪った後半の戦いぶりに充実感を滲ませた。
また、エンツォ・マレスカ監督は「彼はワールドクラスの選手だ。ゴールであれ、アシストであれ、いつでも試合に影響を与えることができる。2つのアシストは本当に素晴らしかったし、彼の活躍を心から嬉しく思うよ」とパーマーを絶賛した。
【ハイライト動画】チェルシーが4発逆転勝利でECL初制覇!