“9番”探すアーセナルに新たな選択肢?…アトレティコで得点量産のアルバレスに関心か

2025年5月29日(木)11時44分 サッカーキング

加入初年度のアトレティコで得点を量産したアルバレス [写真]=Getty Images

 アーセナルがアトレティコ・マドリードに所属するアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスに関心を寄せているようだ。28日、イギリス紙『ミラー』やスペイン紙『マルカ』が伝えている。

 ストライカーの補強が今夏の最優先課題となっているアーセナル。“トップターゲット”とされていたスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクは、ニューカッスルがチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したことや、移籍金の高さなどから獲得が困難と見られており、現在はスポルティング所属のスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュとライプツィヒ所属のスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコが有力候補となっている。

 ところが、ここへ来て新たな選手が獲得候補として浮上したようだ。報道によると、アーセナルは加入初年度のアトレティコ・マドリードで公式戦通算29ゴールを挙げたアルバレスの動向を注視しており、オファーに踏み切る可能性があるのこと。アンドレア・ベルタSD(スポーツディレクター)は昨年夏にアトレティコ・マドリードで同選手の獲得に尽力したこともあり、プロフィールやチームにもたらし得るものについて熟知しているという。

 しかし、アトレティコ・マドリードが獲得時に総額9500万ユーロ(約156億円)という大金を注ぎ込んだことや、現行契約を2030年6月末まで残していることを考慮すると、今夏の売却に応じる可能性は低いと見られている。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、アルバレスに対してプレミアリーグのクラブが関心を寄せていることを認めつつ、アトレティコ・マドリードに放出の意思はないと指摘している。

 アーセナルが実際にアルバレスの獲得を目指すとなれば、期待がかかるのはベルタSDの手腕だろう。昨年夏には、当初困難と見られていたアルバレスの獲得を実現させたほか、ノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロートやスペイン代表DFロビン・ル・ノルマンらと契約を締結し、アトレティコ・マドリードの戦力を大幅に拡充した実績がある。すでに今夏の移籍市場でもレアル・ソシエダからスペイン代表MFマルティン・スビメンディの獲得が決定的と報じられている。

 なお、アルバレスに対してはリヴァプールやバルセロナも関心を寄せているようだが、現時点でオファーを提示する可能性が最も高いのはアーセナルだと『マルカ』は指摘している。

サッカーキング

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