【巨人】戸郷翔征が同学年の新横綱・大の里を祝福「うれしい。触りに行こうかな(笑)」
2025年5月29日(木)14時39分 スポーツ報知
キャッチボールで調整する戸郷翔征(カメラ・堺 恒志)
巨人・戸郷翔征投手が29日、ジャイアンツ球場で投手練習に参加。メニュー終了後に取材に応じ、同じ2000年度世代で、横綱に昇進した大相撲の大の里=二所ノ関=を祝福した。
戸郷は報道陣から話題を振られ「ニュースで見ました」とリアクション。「同年代の人たちがそうやって活躍してくれるとすごいありがたいですし、僕らとしても球界、違うスポーツでも、そういう方が増えるのはすごいうれしいこと」と柔和な表情を浮かべた。
若き最高位力士の躍進。同学年として刺激を受けており「そのスポーツのトップに立っていれば、いずれ対談だとか、そういうのもあると思いますし。そういうところで(同学年を)意識する人は多いんじゃないかなと。うれしいですよ。会いたい。触るだけでも(笑)。触りに行こうかな」と明るく話した。
右腕は昨季まで3年連続で12勝を挙げ、巨人の若きエースへと成長。高卒7年目の今季は開幕から苦しんだが、7登板目となった前回25日のヤクルト戦(東京ドーム)で待望の初勝利を手にした。次戦は6月1日・中日戦(バンテリンドーム)での先発が見込まれる。「(前回は)いい風に乗れるような1勝になったかなと思う。僕の場合は一人一人を抑えていくしかないので。できる最大のことをしっかりやっていきたい」と自身2連勝への決意も燃やしていた。
◆戸郷翔征(とごう・しょうせい)2000年4月4日、宮崎・都城市生まれ。25歳。小1から野球を始め、妻ケ丘中2年から本格的に投手転向。宮崎・聖心ウルスラ学園では2年夏に甲子園出場。18年ドラフト6位で巨人入団。22、24年最多奪三振。23年WBC日本代表。187センチ、84キロ。右投右打。年俸3億円(推定)。
◆大の里泰輝(おおのさと・だいき)本名・中村泰輝。2000年6月7日、石川・津幡町生まれ。24歳。小1から相撲を始め、新潟・能生(のう)中、同・海洋高を経て日体大。2年連続のアマチュア横綱に輝いた。二所ノ関部屋に入門し、23年夏場所で幕下10枚目格付け出しでデビュー。24年夏場所で最速となる初土俵から所要7場所でのV。秋場所後には昭和以降で最速となる所要9場所で大関昇進。192センチ、191キロ。