バンカーのセオリー「カット軌道」は高等技術だった! 脱出優先なら「真っすぐ振る」ほうが出る

2024年5月31日(金)11時14分 ALBA Net

「確実に90台、できれば80台で回りたい」というゴルフ大好きお笑い芸人・やすさんに、2021年のシニアツアー賞金王・篠崎紀夫が90切りに必要な考え方を伝授。やすさんのようなアベレージゴルファーにとって鬼門となるのはガードバンカーだろう。「セオリー通りにカット軌道で振るとシャンクが出ます」というやすさんに、篠崎が教えたシンプルな打ち方とは?




【やす】バンカーはオープンスタンスでカットに振れば出ると聞いてやっているんですが、全然出ません。

【篠崎】そういう人が多いですね。カット打ちだとスエーしてシャンクしたり、左ヒジが引けてトップしたり…。実はその打ち方は高い球を打つ高等テクニックなんです。アマチュアにはシンプルな方法がオススメです。

【やす】ぜひ教えてほしいです。

【篠崎】ややオープンに構えたら、少しフェースを開いて真っすぐ振るだけです。ポイントは頭を残すことと、リリースしてバンスを砂にぶつけること。スエーすると手元が先行するので、頭を右に残すことを意識してください。また、コックを解くために右手首を緩めましょう。ソールを砂にぶつけるイメージを持つと、砂ごとボールを飛ばせると思いますよ。 

【やす】やってみたら簡単に脱出できました! 次のラウンドから早速やってみます。


■ずん・やすさん
1969年生まれ、宮崎県出身。お笑いコンビ・ずんで活躍するゴルフ大好き芸人。普段から米国男女&日本女子ツアーをTV観戦するほどのゴルフマニア。愛読書は『禅ゴルフ』で平均スコアは105。

■篠崎紀夫
しのざき・のりお/1969年生まれ、千葉県出身。小柄ながら小技と巧みなマネジメントで2007年の「ANAオープン」でレギュラーツアー初優勝。21年にはシニアツアーで3勝を挙げて初の賞金王に輝いた。北谷津ゴルフガーデン所属。


◇ ◇ ◇

90切りを目指すアベレージゴルファーなら、上げるアプローチと転がすアプローチの最低2種類が打てればOK。関連記事の【90を切るアプローチは、SWの“ピッチショット”&PWの“ランニング”の2種類でいい】を読んで、やさしい上げ方と転がし方をマスターしよう。


<ゴルフ情報ALBA Net>

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