「天才肌的なところ」秋広優人の快進撃の秘密 原監督が認めたレジェンドOBとの「類似点」とは

2023年6月6日(火)13時15分 ココカラネクスト

チームに新風をもたらしている秋広(C)CoCoKARAnext

 巨人のロマン砲、新55番を背負う秋広優人が好調を維持している。

 ここまで35試合に出場し打率・344、4本塁打、17打点。5試合連続安打中とノリにのっている。

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 最近はクリーンアップを任されるなど、首脳陣の信頼も高まっているが、ブレイクの陰にあったものとは?

 日テレジータス公式チャンネル「徳光和夫の人生ジャイアンツ」に出演した原監督が秋広の打撃について言及している。

 先月25日までに更新された動画内では秋広のバッティングに関して原監督は「追い込まれてからも追い込まれてない時でも、バッティングスタイルがほとんど変わらない」ことをポイントに挙げた。

 多くの選手は2ストライクに追い込まれると、打ち気が先に立ち、ポイントが前に行きがちなところを「それが彼にはない」と評価。そのスタイルは原監督が現役時代を共にした好打者、篠塚和典氏を彷彿させるとまで話した。

 篠塚氏といえば卓越したバットコントロール技術で知られ、首位打者2回、通算打率3割越え(・304)など希代のヒットメーカーとして知られた。またどんな態勢からも広角にヒットを量産したことで、多くの選手に影響を与えたとされる。

 原監督は秋広と篠塚氏の類似点としてカウントで追い込まれても「逆に呼び込んで打てるような」好打者の素質を持っているとした。さらに「そこはどちらかというと天才肌的なところだと思う」となかなか教えてできるものではなく、本人が持っているものだと高く評価した。

 世代交代がテーマとされるチームにおいても秋広の快進撃は希望の光となっている。今後の秋広に関しては、シーズン通して戦えるだけの体力があるかを見極めたいとした原監督。今季がプロ3年目、まさにV奪回の鍵を握るキーマンとなりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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