英メディアも注目「ザイオン・スズキとは何者?」 20歳の若武者がマンUに“ハマる”理由とは?

2023年7月8日(土)11時41分 サッカーキング

マンUが関心を寄せている、浦和の鈴木 [写真]=金田慎平

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 マンチェスター・U移籍が噂されている日本代表GK鈴木彩艶(浦和レッズ)について、7日にイギリスメディア『マンチェスター・イブニング・ニュース』が「ザイオン・スズキとは何者だ?」と題した記事を掲載した。

 現在20歳の鈴木は、浦和のユース出身。2019年2月には、ユース在籍中にクラブと史上最年少となる16歳5カ月11日でプロ契約を締結するなど、早くから将来を嘱望されていた。2021シーズンには、トップチーム昇格を果たしている。

 また、鈴木は各年代の日本代表としても活躍。2022年7月には、EAFF E−1サッカー選手権2022に出場する日本代表に初めて選出された。

 日本代表でのキャリアも大いに期待されている鈴木には、“名門”マンチェスター・Uも関心を寄せている。同クラブは、元スペイン代表GKダビド・デ・ヘアや、イングランド代表GKディーン・ヘンダーソンといった在籍GKの去就が不透明であることから、鈴木の獲得を検討している模様。現在、新守護神としての獲得が期待されている元カメルーン代表GKアンドレ・オナナ(インテル)のバックアッパーとして計算しているという。

『マンチェスター・イブニング・ニュース』は、記事の中で鈴木のプロフィールを紹介。出場試合でのキャッチ成功率が57.1%と、パンチ成功率の14.3%を大きく上回っていることなど、プレーの特徴をデータも交えて分析した。

 また同メディアは、マンチェスター・Uのエリック・テン・ハフ監督がGKに求めている素質を、鈴木が十分に持っていることを強調。「ザイオンは、指揮官が探し求めていた『後方からの配給能力に長けたGK』として注目されている。最近行われたU−22日本代表とU−22オランダ代表の試合で(6月の欧州遠征)、彼はオランダを寄せ付けない見事なストップを連発しただけでなく、度々ボックスを離れてプレーした。彼は、現代のGKが特に求められている“スイーパー”の役割を担うことに慣れている」と、現代サッカーに合ったモダンな特長を有しているとした。

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