マンチェスター・ユナイテッドがホームで手痛い敗戦…試合終了間際に同点に追いつくも、90+7分に勝ち越しを許す

2024年2月25日(日)2時32分 サッカーキング

決勝ゴールを決めたフルアムのイウォビ(後方)、腰を落とすマンチェスター・ユナイテッドのマグワイア(前方)[写真]=Getty images

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 プレミアリーグ第26節が24日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドとフルアムが対戦した。

 ここまで勝ち点「44」を獲得し6位につけているホームのマンチェスター・ユナイテッド。前節はラスムス・ホイルンドの2ゴールでルートン・タウンに2−0で勝利した。今節は、前節を含め6試合連続ゴール中だったホイルンドが筋肉系の負傷で欠場となったが、ヨーロッパリーグ(EL)出場圏5位のトッテナムとは勝ち点差「3」、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏の4位アストン・ヴィラとの勝ち点差は「5」という状況の中、次節の「マンチェスター・ダービー」へ向け弾みをつけるために、12位フルアム相手に勝利がが欲しいところだ。

 試合序盤、フルアムがカウンターやセットプレーからゴールに迫る一方、マンチェスター・ユナイテッドはやや重い立ち上がりを見せたが、時間を追うごとに両チーム一進一退の攻防を見せる。

 31分、マンチェスター・ユナイテッドのディオゴ・ダロトがペナルティーエリア外から右足で鋭いシュートを放つもボールはポストを叩いた。するとその直後の33分、今度はフルアムのロドリゴ・ムニスが体を鋭くひねってシュートを放つ。しかし、ボールはバーを叩いてゴールにはならなかった。

 フルアムのチャンスは続き、39分にはアンドレアス・ペレイラが左サイドから逆サイドにコースを狙ったシュートを放つが、マンチェスター・ユナイテッドGKアンドレ・オナナがファインセーブでゴールを許さない。41分にはマンチェスター・ユナイテッドが反撃。アレハンドロ・ガルナチョが左サイドから逆サイドにコースを狙ったシュートを放つも、フルアムGKベルント・レノが反応し、ボールをゴールの外に弾き出した。

 前半はこのままスコアレスで終了。後半も立ち上がりからフルアムがカウンターから鋭い攻めを見せた。

 そして66分、フルアムが先制に成功する。右サイドからのコーナーキックをカルヴィン・バッシーがボレーで合わせる。そのボールが味方に当たり跳ね返ってきたところを、再度バッシーが右足でゴールに蹴り込むと、ボールはゴールに吸い込まれた。

 失点を許したマンチェスター・ユナイテッドは点を奪うべく攻めの姿勢を強く見せるも、なかなか得点を奪えない。

 それでも、このまま0−1で終了するかと思われた89分、マンチェスター・ユナイテッドのブルーノ・フェルナンデスが左サイドから中に切れ込んでシュート。ボールはフルアムGKのレノが弾いたが、そのこぼれ球をハリー・マグワイアが左足で押し込みマンチェスター・ユナイテッドが同点に追いついた。

 しかし、試合はこれで終わらなかった。90+7分、フルアムが高速カウンターを仕掛けると、最後はアレックス・イウォビがゴール左隅にシュートを放ち、マンチェスター・ユナイテッドを突き放した。

 試合は結局1−2で終了。マンチェスター・ユナイテッドにとってはホームで手痛い敗戦となった。

 マンチェスター・ユナイテッドは2月28日にFAカップ5回戦を戦ったあと、3月3日に次節、マンチェスター・シティとの「マンチェスター・ダービー」を戦う。一方、フルアムは次節、3月2日にホームでブライトンと対戦する。

【スコア】

マンチェスター・ユナイテッド 1−2 フルアム

【得点者】
0−1 66分 カルヴィン・バッシー(フルアム)
1−1 89分 ハリー・マグワイア(マンチェスター・ユナイテッド)
1−2 90+7分 アレックス・イウォビ(フルアム)


サッカーキング

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