3戦連続入賞で上々の流れの佐藤琢磨「来週のアイオワでもこの流れが続くことを期待している」

2020年7月13日(月)13時38分 AUTOSPORT web

 ロードアメリカで開催されたインディカー・シリーズ。ダブルヘッダー開催二日目となる12日の第4戦で、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの佐藤琢磨は、8位でチェッカーを受け、3戦連続のトップ10フィニッシュを果たした。


 前日に第3戦が行われたロードアメリカ。この週末から観客を迎えての開催となり、多くの観客がサーキットを訪れた。


 第4戦は、午前中にふたつにわかれて走行する予選が行われ、その約2時間後に決勝レースが開催されるコンパクトなスケジュールとなっており、前日9位フィニッシュした佐藤琢磨は、マシンセッティングを変更し予選に挑んだ。


 レッドタイヤを2セット使うアタックで前日よりはポジションをアップしたが、グループAの6番手、総合12番手となり決勝レースへと進む。

第4戦ロードアメリカに挑む佐藤琢磨


 上位に食い込みたい琢磨だったが、スタート直後のライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)のクラッシュの影響でポジションをダウン。14番手から上位を狙う展開となる。


 最初のタイヤ交換を迎えブラックタイヤに変更するといいペースで走行を重ねポジションをアップしていき、8番手で最後のスティントに挑んだ。


 ここで琢磨はレッドタイヤをセレクト。しかし、気温の上昇もありタイヤはすぐに限界となり上位のペースにはついていけなかった。


 それでも、王者ジョセフ・ニューガーデンとポジションを争い、8位を死守。3戦連続のトップ10フィニッシュを果たした。


「昨日から良いマシンバランスが手に入れられず、一晩でかなりの変更が必要になりました。わからない状態で予選に挑むのは、少しギャンブルでしたね。僕たちはレースを犠牲にして新品のレッドタイヤをふたつ使いました。グリッドポジションは改善できたのでよかったです」


「スタートでは、前で大きなクラッシュがあって避けることができず、ここ数戦と同じく大きくポジションを失いました。徐々に挽回していき、クルーたちもピット作業で素晴らしい仕事をしてくれたと思います」


「結果的にかなりポジションをアップして、理想的ではないけど8位争いになりました。ペンスキーとレースするのは悪くないですね。10位、9位、8位と順位を上げているので、来週のアイオワでも続くことを期待しています。頑張りますよ!」と琢磨はレース後にコメントしている。


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