『レンジローバー・スポーツ』に古代神話と宇宙からインスピレーションを得た5台の特別な限定車
2024年7月18日(木)18時5分 AUTOSPORT web
オールアルミのアーキテクチャーを採用する3代目『RANGE ROVER SPORT(レンジローバー・スポーツ)』に、古代神話と宇宙からインスピレーションを得て精工に作り上げたという5種類の限定コレクション『RANGE ROVER SPORT SV CELESTIAL COLLECTION(セレスティアル・コレクション)』が登場。日本市場には各キュレーションを1台ずつ、つまり日本で1台だけの合計5台が導入され、7月17日より受注が開始されている。
同社が誇るスペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)のSVビスポークデザインチームが手掛けた今回のコレクションは、古代神話と宇宙にちなみ『GAEA(ガイア)』、『THEIA(テイア)』、『IO(イオ)』、『VEGA(ベガ)』、『SOL(ソル)』の5つのキュレーションで構成。特別カラーや仕上げ、23インチホイール、カーボンセラミックブレーキ、カーボンファイバーボンネット、ラグジュアリーなインテリア各所に施された専用シンボルなど、細部に至るまでこだわり抜いて製作されている。
生命の起源である地球を表した『GAEA(ガイア)』は、陸地に押し寄せる波を表現した斜めのシンボルが車体に描かれ、エクステリアカラーはグリーンテールマット仕上げを採用。サテンフォージドのカーボンファイバーテールパイプと、カーボンブロンズのセラミックキャリパーにより、モダンで自然な外観を演出しつつ、インテリアではキャラウェイウィンザーレザーにナチュラルブラウンシルバーバーチウッドフィニッシャーと同色のステッチを組み合わせる。
同じく、天空神ウラノスと大地の女神ガイアの間に誕生した女神の名前である『THEIA(テイア)』は、視覚や揺らめく光に関連してグランドブラックのグロスフィニッシャーとヘッドレスト、視覚と光を表したシンボルをコンソールに施し、テイアの見守る目、月のクレーター、星座など、さまざまなかたちでテーマに結びつけている。エクステリアは温かみのあるイルメナイトグレーサテンペイント仕上げで、月をモチーフにしたメタリックフレークをほのかに散りばめる。
■最高出力635PSを誇るV8ツインターボを搭載
太陽系で最も火山活動が活発な天体である『IO(イオ)』をイメージした1台では、個性的で明るく洗練されたオレンジ色のエクステリアカラーを開発。さまざまな光に照らされたような光沢仕上げのシレネグロスと、グロスツイルカーボンファイバーテールパイプやカーボンスクリプトバッジ、ボディと同色のカーボンファイバーボンネットを装備する。
さらに、アラビア語で『舞い降りる鷲』を意味する『VEGA(ベガ)』は、海王星の位置を数学的に予測したフランスの天文学者ユルバン・ルヴェリエ氏の偉業を称えるヴェリエブルーのエクステリアカラーに、カーボンファイバーツイルグロスコントラストのボンネットが露出し、スクリプトバッジやテールパイプ、23インチホイールも同じ仕上げとし、ナノイエローカーボンセラミックブレーキキャリパーも装備した。
最後の1台として、生命と神性の力強いシンボルである太陽を意味する『SOL(ソル)』は、視覚に訴えるドラマチックさを持つ特徴的なオーロライエローのグロスエクステリアで太陽のエネルギーを表現。脚元には23インチの鍛造ブラックホイールに、ブルーネブラカーボンセラミックのブレーキキャリパーを装備し、インテリアではネイビーウィンザーレザーを採用し、同色のカーペットマットも備わる。
パワートレインは最高出力635PS、最大トルク750Nmを発生する専用の4.4リッターV型8気筒ツインスクロールターボチャージドガソリンエンジン(MHEV)を搭載。価格は各モデルとも3246万円(税込)となっている。
ランドローバーウェブサイト:http://www.landrover.co.jp
ランドローバーコール(フリーダイヤル):0120-18-5568
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