GTワールドチャレンジ・アジア第3ラウンド富士は25台がエントリー。顔ぶれに変化も

　7月20日、ファナテック・GTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイ・AWSを運営するSROモータースポーツ・グループは、7月22〜24日に静岡県の富士スピードウェイで開催される第3ラウンドのエントリーリストを発表した。第2ラウンドの鈴鹿と同じ25台が参戦するが、顔ぶれはわずかに異なっている。

　2022年からGTワールドチャレンジ・アジアは、第1ラウンドをマレーシアのセパンで開催した後、第2〜第4ラウンドを日本で開催し、最終第6ラウンドがインドネシアのマンダリカというスケジュールとなっている。また日本での4ラウンドに参加する日本チーム／日本人ドライバーには、『ジャパンカップ』というタイトルもかけられ、第2ラウンドの鈴鹿からは多くの日本チームが参戦した。

　鈴鹿から連戦となる第3ラウンドの富士は、鈴鹿と同じく25台が参戦することになるが、顔ぶれがわずかに異なる。GT3では、鈴鹿のプラクティスで車両にダメージを受けた香港のエルフ・バー・レーシング・チームXワークスの91号車アウディR8 LMSがエントリーせず。その他はAドライバーとBドライバーの入れ換えなどがあるほか、91号車アウディのクルーが富士では22号車に乗り込む。

　またカップカーで争われるGTCクラスは鈴鹿では一台もエントリーがなかったが、今回はビンゴ・レーシングがポルシェ911 GT3カップを投入する。またGT4では、鈴鹿でクラッシュもあったクレフ・モータースポーツのマクラーレンが参戦せず。またTC招待枠では、鈴鹿に登場したBMWチーム・スタディのエントリーがない一方、2台のBMW M2 CSレーシングが参戦することになった。

　前ラウンドの鈴鹿ではセーフティカーランが相次ぐ展開となったが、高速の富士スピードウェイではどんな展開になるか楽しみなところだろう。GTワールドチャレンジ・アジア第3ラウンドは『ザ・ワンメイクレース祭り 2022』のレースのひとつとして争われる。詳細は富士スピードウェイホームページ（https://www.fsw.tv/info/047960.html）まで。

ファナテック・GTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイ・AWS
第3ラウンド／第5・6戦　富士スピードウェイ　エントリーリスト