ニュージーランド、2度リードも逆転負け…ホンジュラスが打ち合い制す
2021年7月25日(日)19時20分 サッカーキング
試合のスコアボードが動いたのは10分、ニュージーランドが先制する。左コーナーキックのこぼれ球がペナルティエリアの外にこぼれると、反応したリベラト・カカーチェは左足一閃。ダイレクトボレーで強烈なシュートをゴール右上隅に突き刺した。
ホンジュラスは24分、ペナルティエリアの手前でフリーキックを獲得。キッカーを担当したルイス・パルマのシュートが相手GKに阻まれると、こぼれ球をホルヘ・ベングシェが頭で押し込もうとしたが、これは枠を外れた。
ホンジュラスは44分に決定機。華麗な反転で相手をかわしたパルマがループ気味のシュートで押し込もうとしたが、相手GKの好セーブに阻まれる。すると45分、ホンジュラスが試合を振り出しに戻す。右サイドからアレハンドロ・レジェスがファーポストの手前にインスイングのクロスを送ると、パルマが頭で押し込んだ。前半は1−1で折り返した。
ニュージーランドは49分に勝ち越す。左サイドからイライジャ・ジャストが送ったグラウンダークロスをクリス・ウッドが押し込んだ。オーバーエイジのウッドは2試合連続ゴールとなった。
78分、ホンジュラスが再び追いつく。相手GKのロングボールをヘディングで跳ね返すと、ボールは敵陣ペナルティエリアの手前まで飛ぶ。このボールの処理を相手GKとDFが譲り合い、追いかけたダグラス・マルティネスは足でボールをつついてゴールに流し込んだ。
すると87分、ホンジュラスが逆転に成功する。ドリブルでペナルティエリア内に侵入したリゴベルト・リバスが右足でシュートを放つと、ボールは相手DFに当たってバウンドが変化。相手GKは処理しきれず、ゴール右下隅に吸い込まれた。
試合はこのままホンジュラスの勝利で終了し、両国はともに1勝1敗となった。次節は28日に行われ、ニュージーランドはU−24ルーマニア代表と、ホンジュラスはU−24韓国代表と対戦する。
【スコア】
U−24ニュージーランド代表 2−3 U−24ホンジュラス代表
【得点者】
1−0 10分 リベラト・カカーチェ(ニュージーランド)
1−1 45分 ルイス・パルマ(ホンジュラス)
2−1 49分 クリス・ウッド(ニュージーランド)
2−2 78分 ダグラス・マルティネス(ホンジュラス)
2−3 87分 リゴベルト・リバス(ホンジュラス)