「チャッスー」の愛称で知られる日本代表の松村千秋、谷田康真ペアが痛い連敗 通算3勝3敗
2025年4月30日(水)12時35分 スポーツ報知
松村千秋(右)、谷田康真ペア
◆カーリング混合ダブルス世界選手権(29日、カナダ・フレデリクトン)
来年のミラノ・コルティナ冬季五輪出場枠が懸かる大会の1次リーグ(L)が行われ、B組で「チャッスー」の愛称で知られる日本代表の松村千秋、谷田康真ペアは、ニュージーランドに3—6で、続くエストニアには8—10で敗れ、痛い連敗を喫した。これで通算3勝3敗となった。
ニュージーランド戦は、第1エンド(E)から第3Eまで1点ずつを奪ってリードしていたが、第4Eから第7Eまで今度は相手に得点を重ねられ逆転負けした。エストニア戦は、第1Eでいきなり4点を取られそこから一時は同点に追いついたものの、7—7で迎えた第7Eで3点を奪われ突き放された。
大会は20か国が参加。1次LはA、Bグループに分かれ総当たりで対戦する。各グループ上位3か国が決勝トーナメントに進出。グループ1位の国は準決勝に直行し、プレーオフで別のグループの2位と3位が対戦。勝者がそれぞれ準決勝に進む。
五輪出場枠は開催国ですでに決定しているイタリアを除く9枠。今大会では、前回と今回の世界選手権の成績に応じて与えられるポイントの合計上位7か国が出場権を得る。同種目は18年平昌五輪から採用されたが、日本勢の出場はない。