サウサンプトン、退団のエース後釜はブラックバーンFWに? 昨季2部で28得点
2021年8月5日(木)18時53分 サッカーキング
4日、サウサンプトンはイングランド代表FWダニー・イングスがアストン・ヴィラへと完全移籍。同選手の後釜として、ブラックバーンとの契約が最終年を迎えているアームストロングの獲得を目指しているという。
ただ、現時点でサウサンプトンは、ブラックバーンの要求額に応じることには消極的だという。アームストロングの獲得にはノリッジも関心を示しており、ブラックバーンの要求に届くオファーを提示したようだが、同選手が『キャロウ・ロード』(ノリッジの本拠地)でのプレーを望むかどうかは不明だと『アスレティック』は伝えている。
現在24歳のアームストロングは、イングスと同じく裏への抜け出しやペナルティエリア内での駆け引きを得意とするストライカー。2006年からニューカッスルの下部組織に在籍し、2014年3月に同クラブのトップチームデビューを飾った。その後は2018年1月からレンタルでブラックバーンに加入し、同年夏に完全移籍で加入した。
加入当初はウイング起用がメインだったが、徐々にセンターFWとして頭角を現し、2019−20シーズンの2部チャンピオンシップでは16ゴール6アシストを記録。20−21シーズンのリーグ戦では3度のハットトリックを達成するなど得点を量産し、得点ランキング2位の28ゴールと5アシストを記録した。
なお、サウサンプトンはアームストロングのほかにも、複数のストライカーをリストアップしている模様。チェルシーのU−21イングランド代表FWタミー・アブラハムや、ライプツィヒのノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロートにも関心を寄せているようだ。