昨季限りでサウサンプトン退団の34歳FWウォルコット、現役引退を決断か

2023年8月18日(金)11時5分 サッカーキング

現役引退を決断したとされるウォルコット [写真]=Getty Images

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 元イングランド代表FWセオ・ウォルコットが、現役引退を決断したようだ。17日、イギリスメディア『talkSPORT』が伝えている。

 1989年3月16日生まれで現在34歳のウォルコットは、サウサンプトンの下部組織出身で、2005年8月にクラブ史上最年少の16歳143日でトップデビューを飾った。しかし、そのわずか5カ月後にアーセナルに引き抜かれ、17歳で同年夏のワールドカップのメンバーにも登録された。

 アーセナルには約12年間所属し、公式戦397試合出場で108ゴール80アシストをマーク。3度のFAカップ優勝を経験するなど、長年活躍したが、出場機会が減ったことを受け、2018年1月にエヴァートンへの移籍を決断。同クラブでは公式戦通算85試合出場で11ゴール9アシストを記録した。

 そして、2020年10月に1年間のレンタル移籍でサウサンプトンに加入し、約15年ぶりとなる古巣復帰を果たすと、シーズン終了後に完全移籍となった。2022−23シーズンはプレミアリーグで20試合出場2ゴール2アシストを記録するなど、公式戦25試合に出場。しかし、チームがリーグ最下位に終わり、降格となったこともあり、現行契約が今年6月30日までとなっていたウォルコットには新契約が提示されず、契約満了に伴い、退団となっていた。

 新天地に注目が集まっていたウォルコットにはレディングやボーンマスへの移籍の可能性が噂されていたが、今回の報道によると、同選手は現役引退を決断した模様で、近日中に発表する予定であるようだ。

 2006年5月に17歳2カ月14日でデビューを果たしたイングランド代表では通算47試合出場で8ゴール8アシストを記録したほか、プレミアリーグでは通算397試合出場で80ゴール64アシストを記録したウォルコットが、18年間にわたる現役生活の幕を降ろすこととなりそうだ。

サッカーキング

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