リヴァプール、19歳MFラヴィア獲得に前進?…約110億円で遂にサウサンプトンと合意か

2023年8月14日(月)19時38分 サッカーキング

去就に注目が集まるラヴィア [写真]=Getty Images

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 リヴァプールが、サウサンプトン所属のベルギー代表MFロメオ・ラヴィアの獲得に近づいているようだ。14日、イギリス紙『ガーディアン』が伝えている。

 今夏の移籍市場で守備的MFの補強を目指しているリヴァプールは、昨シーズンのサウサンプトンでブレイクを果たしたラヴィアをターゲットに設定。早い段階からサウサンプトンとの交渉に臨み、これまで複数回に渡って正式オファーを提示している。しかし、最低5000万ポンド(約92億円)を要求するサウサンプトンとの隔たりは解消されず、いずれのオファーも拒否されたことが報じられていた。

 そうしたなか、リヴァプールは今月に入りブライトン所属のエクアドル代表MFモイセス・カイセド獲得に向けた動きを強め、英国史上最高額となる1億1000万ポンド(約202億円)を提示し、クラブ間合意まで漕ぎ着けた。しかし、カイセド本人の移籍希望によって風向きが変わると、最終的にはチェルシーがリヴァプールを上回る総額1億1500万ポンドを(約212億円)を提示。既にメディカルチェックが予定され、チェルシー加入は決定的と報じられている。

 争奪戦に敗れる形となったリヴァプールは、ラヴィアの確保に向けて、再びサウサンプトンとの交渉に臨んだ模様。そしてこの度、6000万ポンド(約110億円)の移籍金で遂にクラブ間合意に達したようだ。しかし、現時点で選手本人との個人合意は成立しておらず、獲得競争の“ライバル”であるチェルシーも引き続き動向を注視しているという。リヴァプールは今後の数日間で、ラヴィア本人との個人合意に向けた交渉に臨むこととなる。

 現在19歳のラヴィアは母国の名門アンデルレヒトとマンチェスター・シティの下部組織で育ち、昨年夏にサウサンプトンに完全移籍加入。昨シーズンはボランチの主軸として公式戦34試合に出場するなど、2部降格の憂き目に遭ったチームで大きな存在感を放った。また、今年3月に行われた国際親善試合のドイツ戦では、記念すべきベルギー代表デビューを果たしている。

 今夏には、アルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターとハンガリー代表MFドミニク・ソボスライという2人の実力者を中盤に加えたリヴァプール。果たして、新進気鋭のラヴィアもスカッドに加えることになるのだろうか。個人交渉の行方に注目が集まる。

サッカーキング

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