雪辱を果たした大草「あそこまでのタイムが出るとは思わなかった」【第5戦GT300予選会見】
2022年8月27日(土)20時40分 AUTOSPORT web
鈴鹿サーキットで開催されている2022スーパーGT第5戦『FUJIMAKI GROUP SUZUKA GT 450km RACE』。8月27日の午後に行われたGT300クラス公式予選を終え、ポールポジションを獲得したTANAX GAINER GT-Rの富田竜一郎と大草りき、そして塩津佑介が予選を振り返り、明日の決勝レースへの展望を語った。
富田竜一郎
Q1担当/ベストタイム:1分58秒388
「僕たちは単純に、前回の鈴鹿のときに幻のポールポジションになってしまったので、それをまずはしっかりと取り返すことができたことは非常に嬉しいと思っていますし、大草くんもよく頑張ってくれたなと思います」
「午前中から予選Q1にかけて僕たちはちょっと苦しんでいました。タイヤ選択やセットアップの部分などで結構いろいろなトライをしてきて、最終的には『これならいけるんじゃないか』というところにたどり着きましたけど、正直Q1のときのフィーリングは非常に厳しく、今のままだとQ2は全然どうにもならないというところで、エンジニアといろいろと相談をして変えた結果がちゃんと形になってくれたので、いい予選になったのではないかと思います」
「まずは、とにかく今日の夕方にしっかりと正式結果が出てポールポジションになることを祈りたいと思います。今回は大草くんが頑張ってポールポジションを獲ってくれたので、それを無にしないような良いレースができるように全員で頑張りたいと思います」
大草りき
Q2担当/ベストタイム:1分56秒941
「本当に富田さんが言ったとおりなのですが、前回の鈴鹿で記者会見をさせて頂いたのに、ご飯屋さんに着いたらまさかのビリという悔しい思いをしたので、今回はそれを払拭することができたことは自分にとってすごく嬉しいです」
「今週は前回の富士に比べると少し調子が悪く、富田さんと塩津くんと結構いろいろと悩んで予選に行ったのですが、まさかあそこまで(タイヤが)出ると思いませんでした。本当にいいクルマを作って頂いたゲイナーさん、タイヤメーカーさんのダンロップさんに感謝しています」
「第3戦の鈴鹿から悔しいレースが続いています。今回の450kmレースでは新たに気持ちを入れ替え、最高の位置からスタートすることができるので、このトップを無駄にしないようにしっかりと優勝できるように頑張りたいと思います」
塩津佑介
「素直に富田選手と大草選手のおかげで明日一番前からのスタートができることはすごく嬉しいです。本当にチームのみなさんも、タイヤメーカーのダンロップさんのおかげでこの位置に立つことができ良かったです。明日は頑張りたいなと思います」
「僕は一応リザーブドライバーという立場なので、チャンスが来たときにしっかりとチームの役に立てるようにしたいと思います。まだまだルーキーなので、しっかりと自分の力を出すことができるように頑張りたいと思います」