FC東京が終盤のレアンドロ弾で2連勝! 神戸は大迫2戦連続先発もホームで無得点

2021年8月28日(土)19時56分 サッカーキング

J1第27節で神戸とFC東京が対戦した [写真]=J.LEAGUE

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 28日に明治安田生命J1リーグ第27節が行われ、ヴィッセル神戸とFC東京が対戦した。

 シーズン途中にFW大迫勇也やFW武藤嘉紀、FWボージャン・クルキッチなど積極補強を見せた3位・神戸は、現在2連勝中。今節は大迫が2試合連続で先発出場を果たし、古巣対戦が注目された武藤はメンバー外となった。アウェイの8位・FC東京は、前節ベガルタ仙台を相手に5試合ぶりの白星。勝ち点差8で追う神戸を叩きACL出場圏内へ近づけるのか、注目が集まる一戦となった。

 神戸はMFアンドレス・イニエスタ、FC東京はFWディエゴ・オリヴェイラを中心に攻撃を形成する両チームは、序盤から一進一退の攻防を見せる。徐々にホームの神戸がボールを保持する展開になると、16分にはDF初瀬亮の左クロスからMF山口蛍がボレーシュート、31分にはイニエスタのループパスからDF酒井高徳がシュートを放つ。しかし、いずれも得点には至らない。

 対するFC東京は、D・オリヴェイラにFWアダイウトンとFWレアンドロを加えた“ブラジル人トリオ”で素早いカウンターを見せるが、なかなかシュートまでは持ち込めない。結局、前半は互いにスコアレスで終えた。

 迎えた後半も、神戸がボールを保持しFC東京がカウンターを狙う展開に。神戸は相手を押し込みシュートシーンを迎えるが、なかなかボールが枠内に飛ばない。61分にはイニエスタがMFセルジ・サンペールとのワンツーからシュートを放つが、ボールは枠の外へと外れる。

 FC東京は、63分にD・オリヴェイラとレアンドロが立て続けにシュートを放つが、これも先制ゴールには至らない。

 このままスコアレスドローかと思われた83分、アウェイのFC東京が均衡を破る。敵陣ペナルティエリア左でボールを受けたレアンドロが、密集したエリアで途中出場のFW永井謙佑とワンツー。相手DFを外したレアンドロは、右足ダイレクトでゴール左上を打ち抜きネットを揺らした。

 結局このゴールが決勝点となり、FC東京が0−1でリーグ戦2連勝を飾った。一方、ホームで無得点に終わった神戸はリーグ戦3試合ぶりの黒星を喫している。

【スコア】
ヴィッセル神戸 0−1 FC東京

【得点者】
0−1 83分 レアンドロ(FC東京)

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