「完璧な伏線回収」スラムダンク単行本に記された井上雄彦氏の“願望”がなんと実現! 31年前の言葉にファン興奮「すごくね?」

2023年9月3日(日)16時30分 ココカラネクスト

パリ五輪出場を決め、笑顔を浮かべる日本代表の面々。そんな快進撃を望んだ名作漫画の作者のメッセージが話題となっている。(C)Getty Images

 人気漫画「スラムダンク」の作者・井上雄彦氏が30年以上前に残していた言葉に注目が集まっている。

 9月2日、日本バスケは歴史を紡いだ。沖縄アリーナで「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」(W杯)の17-32位決定ラウンドが行われ、グループOの男子日本代表(世界ランク36位)がカーボベルデ代表(同64位)に80-71で勝利。自力では1976年モントリオール大会以来となる五輪出場を決めた。

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 最終の第4クォーターでカーボベルデの猛追を振り切り、悲願だったパリ五輪出場を決めた“アカツキジャパン”。コート内を躍動し続けた渡邊雄ら精鋭たちを、沖縄アリーナに詰め掛けたファンも熱狂しながら称えた。

 そんななかで、バスケ、いや日本の漫画が誇る名作「スラムダンク」の作者である井上氏が過去に記した言葉に再脚光を浴びた。キッカケはカーボベルデ戦後に複数のファンがSNSに投稿した画像だった。

 その画像には単行本のカバーの折り返し部分が載っており、「『スラムダンク』を始めたころ、思い描いていた願望が2つ叶いました。1つは取材と称してNBAのファイナルをアメリカに見に行くこと。もう1つはバルセロナ五輪を、これも取材と称して生で見ること。大変感謝してます」という井上氏のコメントが列挙され、こう願望が記された。

「次は日本チームの五輪出場が見たい。『スラムダンクを読んでバスケを始めた。』という子供たちが、大きくなってやってくれたら…………オレは泣くぞ」

 カバー部分には「週刊少年ジャンプ・H4年14号〜23号掲載分収録」とあり、31年前の1992年頃の言葉だと分かる。この熱きメッセージに画像を確認したファンも反応。X(旧ツイッター)では「鳥肌が立った」「完璧な伏線回収だ」「これすごくね?」「信じないとダメだ」「諦めたらそこで終了ってことだ」「こっちも泣くぞ」といった感激のコメントが相次いだ。

 日本バスケ界に大きな影響を与えた「スラムダンク」。そんな不朽の名作を生み出した井上氏の願望は、時を経て現実のものになった。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]


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