カディス、試合中に一時心肺停止となったサポーターの無事を報告…AED提供のバルサにも「心から感謝」

2022年9月12日(月)12時19分 サッカーキング

カディスの日本語版クラブ公式ツイッターが、当該サポーターの無事を報告 [写真]=Getty Images

写真を拡大

 10日に行われたラ・リーガ第5節のカディスvsバルセロナにおいて、試合途中にカディスサポーターが心臓発作のために一時心肺停止状態になった件について、カディスの日本語版クラブ公式ツイッターが複数の声明を発表している。

 カディスvsバルセロナでは、バルセロナが2点をリードしていた後半途中にカディスサポーターが心臓発作を起こしたことで試合が一時中断となった。両チームの選手たちが心配そうにスタンドの様子を伺うなか、現場では救命措置が施され、当該サポーターは無事蘇生。その後に地元病院に搬送され、ICUにて容体が安定したことが確認された。なお、試合中断が長引いたため、選手たちは一旦ロッカールームへと下がり、事態収束後に試合が再開。再開後にバルセロナが2点を追加し、4−0で勝利を収めた。

 カディスの日本語版クラブ公式ツイッターは11日に、当該サポーターの無事を報告。「適切かつ迅速な対応を実行、協力してくれたスタッフ、サポーター、そしてバルセロナ関係者、全ての方に感謝します」と投稿した。

 また、同公式ツイッターは、現場での救命措置の際に使用されたAED(自動体外式除細動器)が、バルセロナのスタッフから提供されたものだったことを報告。「FCバルセロナの協力に心から感謝します」と述べるとともに、試合中断中にピッチ上で祈りを捧げていたウルグアイ代表DFロナルド・アラウホや、試合再開後にゴールを決めた際のパフォーマンス時にカディスサポーターへの配慮を示したスペイン代表FWアンス・ファティ、ドイツ代表GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンらバルセロナ選手にも感謝を伝えた。

 さらに、同公式ツイッターは12日に「#おれたちのコナン へ多くの称賛頂きまして誠に #むっちゃグラシアス !」と投稿。AEDをバルセロナのスタッフから提供され、スタンド付近まで走って持っていったカディスのアルゼンチン人GKヘレミアス・レデスマに多くの称賛が集まっていることについても言及した。また、「搬送に使うストレッチャーを率先してスタンドへ運んだのが我らが主将ホセ・マリであることも伝えたい」と、スペイン人MFホセ・マリにも賛辞を送った。


【画像】カディス公式SNSが当該サポーターの無事を報告

サッカーキング

「心肺停止」をもっと詳しく

タグ

「心肺停止」のニュース

「心肺停止」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ