アルメリアFWルイス・スアレス、“5分25秒間”でハット達成も…試合終盤に腓骨骨折で年内絶望

2023年10月2日(月)13時29分 サッカーキング

5分25秒間でのハットトリック達成のFWルイス・スアレス [写真]=Getty Images

写真を拡大

 10月1日に行われたラ・リーガ第8節グラナダ戦に先発出場したアルメリアのコロンビア代表FWルイス・スアレスが、5分25秒の間にハットトリックを達成。一方で、試合終盤には年内絶望となる大ケガに見舞われた。

 ラ・リーガ昇格1年目となった昨シーズンは、最終節でバジャドリードに競り勝ち残留を決めたアルメリア。迎えた今シーズンも開幕から未勝利が続き、第7節終了時点で2分5敗の最下位に低迷。この状況を受けた同クラブは先月29日、今夏に就任したビセンテ・モレノ監督の解任を発表していた。

 アルベルト・ラサルテ暫定的監督の下で臨むことになった第8節グラナダ戦。そのなかで、FWルイス・スアレスとFWラージー・ラマザニのホットラインが炸裂した。まずはスコアレスで迎えた41分に、ラマザニからのスルーパスを受けたルイス・スアレスが先制点を決める。続く44分にも、鮮やかなシャペウで相手DFを交わしたラマザニのお膳立てからルイス・スアレスが追加点。さらにその2分後、三度、ラマザニからのロングパスに抜け出したルイス・スアレスが相手GKと相手DFをかわして、最後は無人のゴールに流し込んだ。2020年夏から2シーズン在籍したグラナダ相手にハットトリックを達成。わずか、5分25秒間の出来事だった。

 そんなルイス・スアレスのハットトリックだが、惜しくもラ・リーガにおけるハットトリックの最速記録には届かなかったとのことだ。スペインメディア『Relevo』によると、最速記録は『4分45秒』で、FWケヴィン・ガメイロ(現:ストラスブール)がバレンシア時代に記録したものという。なお『OPTA』は、同試合で3アシストをマークしたラマザニアは、1試合に3アシストを記録した初めてのアルメリア所属選手となったことも併せて伝えている。

 しかしアルメリアはその後、グラナダの猛攻に遭い、まさかの3失点を許して3−3と勝ち点2を落とした。加えて、試合終盤に負傷交代を強いられたルイス・スアレスは左足の腓骨骨折と診断を受け、年内絶望となる全治約3カ月の重傷に。前節セビージャ戦でシーズン初得点を挙げ、同試合ではハットトリックを達成しただけに、選手本人にとっても、クラブにとっても、痛すぎる事態になってしまった。アルメリアはクラブ公式サイトにて「フットボールとはなんと残酷なものだろう」としつつ、「2024年が彼に微笑むかどうか見てみよう」と綴っている。

サッカーキング

「ルイス・スアレス」をもっと詳しく

「ルイス・スアレス」のニュース

「ルイス・スアレス」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ