佐藤琢磨&中嶋一貴、スーパーフォーミュラ最終戦鈴鹿でのSF23開発車両によるデモ走行が決定
2023年10月6日(金)13時42分 AUTOSPORT web
10月6日、全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営する日本レースプロモーション(JRP)は、2023年スーパーフォーミュラ最終大会鈴鹿開催中の10月29日に、鈴鹿サーキットにおいて佐藤琢磨、中嶋一貴の2名がSF23開発テストカーのステアリングを握りデモ走行を実施すると明らかにした。
JRPは10月2日に三重県の鈴鹿サーキットで開催される第8戦/第9戦JAF鈴鹿グランプリでの開催内容について発表。その中で、『SUPER FORMULA White Tiger SF23/Red Tiger SF23デモンストレーションラン』を実施するとアナウンスしていた。ただ、そのデモランのドライバーについては「この大会のために来場するスペシャルドライバーによるデモランを実施いたします」とのことで、多くの憶測を呼び、高い注目を集めていた。
そんな中で迎えた6日、デモランのドライバーが佐藤琢磨と中嶋一貴と明らかにされた。アジア人初のインディ500ウイナーの佐藤琢磨、そしてル・マン24時間レースで3連覇を果たし、現在はTOYOTA GAZOO Racingヨーロッパ(TGR-E)の副会長を務める中嶋一貴がともに走行するのは2018年に実施された『SF19』のデモラン以来となる。今回はホンダエンジン搭載車『White Tiger SF23(通称:白寅)』に佐藤琢磨が、トヨタエンジン搭載車の『Red Tiger SF23(通称:赤寅)』に中嶋が搭乗し、スーパーフォーミュラ最終戦に挑む現役ドライバーたちを激励するという。
デモ走行は10月29日(日)のピットウォークの冒頭に実施される。その様子はスーパーフォーミュラの公式ジタルプラットフォーム『SFgo(エスエフゴー)』でのみ無料配信されるとのことだ。