Moto3:鈴木竜生がシーズン途中でシート喪失。後半残り6戦はエイドリアン・フェルナンデスが代替に

2023年10月13日(金)12時7分 AUTOSPORT web

 10月11日、ロードレース世界選手権のMoto3クラスに参戦しているLeopard Racing(レオパード・レーシング)は、2023年シーズンの第15戦インドネシアGPを含む残り6戦を鈴木竜生からエイドリアン・フェルナンデスにライダーを変更することをSNSで発表した。


 鈴木は、2015年にMoto3クラスデビューを果たしたライダーだ。2017年にSIC58 Squadra Corseに移籍後、2019年の第4戦スペインGPで初の2位表彰台を獲得。その後、第13戦サンマリノGPでポールポジションを獲得して初優勝を達成し、2021年まで同チームより参戦していた。


 そして、2022年からはジャウマ・マシアとともにLeopard Racingに加入した。2022年は第8戦イタリアGPと第9戦カタルーニャGPの2戦連続で表彰台に上がり、母国開催となる日本GPではポールポジションも獲得し、ランキング7位で終えた。


 2023年もマシアとともに継続参戦し、第2戦アルゼンチンGPではキャリア3勝目となる優勝に輝いた。しかし、第6戦イタリアGPの決勝で転倒を喫した際に左手と左足を骨折し、第7戦ドイツGPと第8戦オランダGPを欠場を余儀なくされた。

Moto3:鈴木竜生(Leopard Racing)/2023MotoGP第2戦アルゼンチンGP 決勝


 第9戦イギリスGPで復帰を果たすも、リタイアが相次いでいた。復帰後のベストリザルトは8位と上位フィニッシュが難しい状態が続き、日本GP終了時点ではランキング15位となっていた。そんななか、Leopard Racingは第15戦インドネシアGPから、鈴木の欠場時に代役として参戦していたエイドリアン・フェルナンデスを起用することを発表した。


 また、ライダー変更の理由については明らかにされていないが、それにより鈴木は2023年シーズンの途中でシートを喪失することとなった。しかし、2024年は佐々木歩夢の後任としてHusqvarna Intact GPに移籍し、Moto3クラスを戦うことがすでに発表されている。2023年においての残り6戦での出走は予定されていないが、鈴木にとって来シーズンに向けての準備期間となりそうだ。

Moto3:鈴木竜生(Leopard Racing)/2023MotoGP第14戦日本GP

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