アーセナルの高給取り選手ベスト10【2024/25】
2024年10月24日(木)18時30分 FOOTBALL TRIBE
日本代表DF冨安健洋が所属するプレミアリーグのアーセナル。ミケル・アルテタ監督、スポーツディレクターのエドゥ・ガスパール氏、そしてクラブの経営陣にとって、2024年夏の移籍市場は比較的実りあるものとなり、DFリッカルド・カラフィオーリやMFミケル・メリーノ、さらにはFWラヒーム・スターリングをレンタルで獲得。2024/25シーズンの給与総額は、かなりの規模となっている。
現在、ガナーズ(アーセナルの愛称)は年俸総額が160,186,000ポンド(約313億円)で、選手1人あたりの平均週給はなんと約128,354ポンド(約2500万円)だ。2024/25シーズンも好調のアーセナルのファーストチームに所属する選手の給与トップ10はどうなっているのか?気になる冨安はトップ10入りを果たしているのか?本記事を読む前に頭の中で予想してみてほしい!
※データ:CAPOLOGYより(日本円換算2024年10月22日)
10位タイ:DFオレクサンドル・ジンチェンコ
7,800,000ポンド(約15億2千万円)
ウクライナ代表のDFオレクサンドル・ジンチェンコは、2022年にマンチェスター・シティから加入後、アーセナルで週給150,000ポンド(約2900万円)を受け取っているようだ。契約満了まで約2年を残しているが、ここ数か月で退団の噂が浮上しているのも事実だ。加入当時は変えの利かない選手であったが、カラフィオーリの加入なども含め、2026年までガナーズの選手でいられるかは不透明だといわれている。
10位タイ:DFベン・ホワイト
7,800,000ポンド(約15億2千万円)
2021/22シーズンからアーセナルに加わったDFベン・ホワイト。同シーズンはリーグ戦で32試合にセンターバック場として出場していたが、2022/23シーズンからはチーム事情により右サイドバックヘとコンバートされた。冨安ともレギュラー争いを繰り広げていたが、アグレッシブなプレーで右サイドを牽引し、以降は怪我や不調でない限り先発メンバーとして出場している。また、FIFAワールドカップカタール大会ではイングランド代表にも選ばれていたが、個人的な理由でチームを離れた。それ以降は、自ら代表チームへの参加を辞退し続けている。
9位:FWラヒーム・スターリング
8,450,000ポンド(約17億円)
今夏にチェルシーから1シーズンのレンタルで加入したFWラヒーム・スターリング。アーセナルは彼のチェルシーでの契約の半額にあたる週給162,500ポンド(約3,168万円)を負担しており、残りの半分はチェルシーが支払っているとのこと。ピークは過ぎ去ったように感じるが、イングランド代表やプレミアリーグの名門チームを渡り歩いてきた経験は、優勝を争うチームにおいて貴重な戦力となる可能性は否定できないだろう。
8位:FWガブリエウ・マルティネッリ
9,360,000ポンド(約18億2,411万円)
ブラジル代表のメンバーでもあるFWガブリエル・マルティネッリは、2019年にクラブに加入して以来、アルテタ監督の下で年々成長を遂げている選手の1人だ。現在までにアーセナルのユニフォームを着て200試合に近づいており、2027年までの契約が残っている。天性の決定力に加え、オフザボールの動きの質の良さ、ブラジル人ながら守備の献身性が高評価を博している。
7位:DFウィリアン・サリバ
9,880,000ポンド(約18億2591万円)
2022年にマルセイユ(フランス)へのレンタルから復帰して以来、DFウィリアン・サリバはアルテタ監督のチームで主力として活躍し、ブラジル代表のDFガブリエウとの堅固な守備コンビを形成している。このフランス代表選手は2023年に新たに4年契約を結んだが、ここ数か月で名門レアル・マドリード(スペイン)への移籍が噂されている。
6位:FWブカヨ・サカ
10,140,000ポンド(約19億8千万円)
アーセナル・アカデミー出身のFWブカヨ・サカは、クラブで最も重要な選手の1人と言っても過言ではないだろう。近年では、イングランド代表でも中心選手としての活躍しており、彼がクラブ内で6番目に高給な選手というのは驚きだ。しかし、23歳という若い年齢が関係しているかもしれない。このウインガーはガナーズにおいて継続的にアシストやゴールを供給し続けており、2023年に最新の契約を結んだばかりだ。
5位:MFトーマス・パルティ
10,400,000ポンド(約20億4千万円)
ガーナ代表のMFトーマス・パルティは、2020年にアトレティコ・マドリード(スペイン)から鳴り物入りで加入し、それ以来アーセナルで100試合以上に出場している。しかし、度重なる怪我もあり、この夏に退団の噂があった。彼の契約は2024/25シーズン終了時に満了するため、1月の移籍市場が売却のタイミングになる可能性があると指摘されている。
4位:MFマルティン・ウーデゴール
12,480,000ポンド(約24億4千万円)
ノルウェーの神童と称されたクラブキャプテンのMFマルティン・ウーデゴール。彼は2023年に週給240,000ポンド(約4,703万円)の契約を結んだ。元レアル・マドリードのウーデゴールはアーセナルでワールドクラスの選手へと成長し、150試合以上で50ゴール以上に貢献。過去3シーズンでリーグ戦を欠場したのは数えるほどしかないが、今2024/25シーズンは足首を負傷し欠場が続いており、頼れるキャプテンの復帰が待たれている。
3位:MFデクラン・ライス
12,480,000ポンド(約24億4千万円)
ウーデゴールと同様に、MFデクラン・ライスも2023年にウェストハム・ユナイテッドからの大型移籍により、北ロンドンで週給240,000ポンドを受け取っているといわれている。イングランド代表としても活躍するライスは、クラブがプレミアリーグとUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のタイトル獲得を目指す中でレギュラーとして活躍しており、今後のアーセナルにおいて重要な存在となるのは間違いないだろう。
2位:FWガブリエウ・ジェズス
13,780,000ポンド(約27億円)
FWガブリエウ・ジェズスは、2022年にマンチェスター・シティから移籍し、アルテタ監督との再会を果たした際に大きな契約を結んだ。ブラジル代表であり、エースストライカーの背番号9を背負うジェズスだが、ここ数か月はレギュラーとして出場しておらず、給与に見合った活躍をしていないという評価を覆したいところだろう。現在は、約4試合に1ゴールというペースのジェズス。今2024/25シーズンでその成績を向上してくれることが期待されている。
1位:FWカイ・ハフェルツ
14,560,000ポンド(約28億5千万円)
ランキングのトップに立つのはドイツ代表でも頭角を現しているFWカイ・ハフェルツだ。彼は2020年から2023年まで在籍したチェルシーにおいて、2021年のCLとFIFAクラブワールドカップの両決勝でゴールを決めており、大事な試合で得点能力を発揮。2023年にアーセナルに加入して以降も様々な攻撃の役割をこなして成長しており、アルテタ監督のチームにおいても重要なメンバーであることを証明している。契約は2028年までとなっている。