札幌が川崎Fの連勝止める! 大阪ダービーはドロー決着…鹿島が大逆転勝利/J1第26節&第31節
2020年11月3日(火)19時14分 サッカーキング
明治安田生命J1リーグ第26節の6試合と第31節の1試合が3日に行われた。
同日13時に予定されていたベガルタ仙台と柏レイソルの一戦は、発熱症状を訴えた柏のスタッフ2名の濃厚接触者を特定するプロセスが試合開始までに取れないことを受けて、中止が決定。なお、柏は3日までに、トップチームの選手1名とネルシーニョ監督、トップチームスタッフ1名の新型コロナウイルス陽性を発表している。
首位の川崎フロンターレはホームで北海道コンサドーレ札幌と対戦。“バンディエラ”中村憲剛が1日に今季限りでの現役引退を発表してから迎えた初の試合となった。試合は前半をスコアレスで終えると、札幌は62分、途中出場直後のアンデルソン・ロペスが先制点を決める。さらに65分、こちらも途中出場のドウグラス・オリヴェイラが折り返し、走り込んだ荒野拓馬が押し込んでリードを広げた。追いかける川崎Fは70分に中村を投入するなど攻勢を強めたものの、札幌は集中した守備で無失点に抑え、2−0の勝利を収めた。敗れた川崎Fの連勝記録は「12」でストップし、8月23日に行われた第12節名古屋グランパス戦(0−1)以来、今季2敗目となった。
4位セレッソ大阪はホームで2位ガンバ大阪と対戦した。アウェイのガンバ大阪は32分、井手口陽介がネットを揺らして先制。しかしC大阪も34分、コーナーキックの流れから豊川雄太が頭で押し込み同点に追いつく。後半は得点が生まれず、公式戦通算50回目、リーグ戦では通算40回目の“大阪ダービー”は、2017年10月4日の対戦以来となる引き分けに終わった。C大阪は2試合未勝利が続き、G大阪は連勝が「3」でストップしたものの、リーグ戦11試合無敗となった。
1日にピーター・クラモフスキー前監督との契約を解除し、後任に平岡宏章コーチを据えた清水エスパルスは、ホームでヴィッセル神戸と対戦した。清水は33分に先制を許したものの、60分にコーナーキックからヴァウドが決めて追いつく。さらに75分、エウシーニョが逆転ゴールを挙げると、87分にはフリーキックに合わせた金井貢史がダメ押しの3点目を獲得。9月19日の湘南ベルマーレ戦以来、8試合ぶりとなる勝利で平岡新監督の初陣を飾った。
前倒しで行われた第31節では、横浜F・マリノスと鹿島アントラーズが対戦。横浜FMは17分に水沼宏太が先制点を挙げ、27分にエリキが追加点を獲得する。対する鹿島は39分、後方からのボールを受けた上田綺世が見事なボレーを沈めて1点を返す。後半のペースを握った鹿島は、78分にエヴェラウドが強烈なミドルシュートをゴール右隅に突き刺して追いつく。そして84分、伊藤翔のクロスに遠藤康がダイレクトボレーで合わせて鹿島が逆転に成功。3つのゴラッソで2点差をひっくり返した鹿島は、3試合ぶりの勝利を収めた。
■試合結果
▼第26節
仙台 − 柏 ※中止
鳥栖 0−0 名古屋
川崎F 0−2 札幌
C大阪 1−1 G大阪
清水 3−1 神戸
横浜FC 2−3 大分
広島 1−1 浦和
▼第31節
横浜FM 2−3 鹿島
■順位表
1位 川崎フロンターレ(勝ち点68/得失点差+48)
2位 ガンバ大阪(勝ち点52/得失点差+10)
3位 名古屋グランパス(勝ち点49/得失点差+14)
4位 セレッソ大阪(勝ち点49/得失点差+9)
5位 鹿島アントラーズ(勝ち点48/得失点差+6)
6位 FC東京(勝ち点47/得失点差+3)
7位 横浜F・マリノス(勝ち点44/得失点差+11)
8位 浦和レッズ(勝ち点42/得失点差−1)
9位 柏レイソル(勝ち点41/得失点差+11)
10位 サンフレッチェ広島(勝ち点39/得失点差+9)
11位 ヴィッセル神戸(勝ち点36/得失点差−3)
12位 大分トリニータ(勝ち点33/得失点差−8)
13位 北海道コンサドーレ札幌(勝ち点30/得失点差−14)
14位 横浜FC(勝ち点24/得失点差−20)
15位 サガン鳥栖(勝ち点22/得失点差−10)
16位 湘南ベルマーレ(勝ち点17/得失点差−18)
17位 清水エスパルス(勝ち点17/得失点差−21)
18位 ベガルタ仙台(勝ち点14/得失点差−26)
■今後の対戦カード
▼11月8日(日)
13:00 仙台 vs 鳥栖(第11節)
14:00 横浜FC vs 神戸(第28節)
▼11月11日(水)
19:00 広島 vs 名古屋(第7節)
19:30 湘南 vs 横浜FM(第26節)
19:00 G大阪 vs 神戸(第32節)
19:00 FC東京 vs 札幌(第33節)
■第27節の対戦カード
▼11月14日(土)
14:00 札幌 vs 鳥栖
14:00 清水 vs C大阪
14:00 広島 vs 横浜FC
15:00 柏 vs 大分
15:00 G大阪 vs 仙台
16:00 横浜FM vs 浦和
17:00 鹿島 vs 川崎F
▼11月15日(日)
14:00 神戸 vs 湘南
19:00 名古屋 vs FC東京
同日13時に予定されていたベガルタ仙台と柏レイソルの一戦は、発熱症状を訴えた柏のスタッフ2名の濃厚接触者を特定するプロセスが試合開始までに取れないことを受けて、中止が決定。なお、柏は3日までに、トップチームの選手1名とネルシーニョ監督、トップチームスタッフ1名の新型コロナウイルス陽性を発表している。
首位の川崎フロンターレはホームで北海道コンサドーレ札幌と対戦。“バンディエラ”中村憲剛が1日に今季限りでの現役引退を発表してから迎えた初の試合となった。試合は前半をスコアレスで終えると、札幌は62分、途中出場直後のアンデルソン・ロペスが先制点を決める。さらに65分、こちらも途中出場のドウグラス・オリヴェイラが折り返し、走り込んだ荒野拓馬が押し込んでリードを広げた。追いかける川崎Fは70分に中村を投入するなど攻勢を強めたものの、札幌は集中した守備で無失点に抑え、2−0の勝利を収めた。敗れた川崎Fの連勝記録は「12」でストップし、8月23日に行われた第12節名古屋グランパス戦(0−1)以来、今季2敗目となった。
4位セレッソ大阪はホームで2位ガンバ大阪と対戦した。アウェイのガンバ大阪は32分、井手口陽介がネットを揺らして先制。しかしC大阪も34分、コーナーキックの流れから豊川雄太が頭で押し込み同点に追いつく。後半は得点が生まれず、公式戦通算50回目、リーグ戦では通算40回目の“大阪ダービー”は、2017年10月4日の対戦以来となる引き分けに終わった。C大阪は2試合未勝利が続き、G大阪は連勝が「3」でストップしたものの、リーグ戦11試合無敗となった。
1日にピーター・クラモフスキー前監督との契約を解除し、後任に平岡宏章コーチを据えた清水エスパルスは、ホームでヴィッセル神戸と対戦した。清水は33分に先制を許したものの、60分にコーナーキックからヴァウドが決めて追いつく。さらに75分、エウシーニョが逆転ゴールを挙げると、87分にはフリーキックに合わせた金井貢史がダメ押しの3点目を獲得。9月19日の湘南ベルマーレ戦以来、8試合ぶりとなる勝利で平岡新監督の初陣を飾った。
前倒しで行われた第31節では、横浜F・マリノスと鹿島アントラーズが対戦。横浜FMは17分に水沼宏太が先制点を挙げ、27分にエリキが追加点を獲得する。対する鹿島は39分、後方からのボールを受けた上田綺世が見事なボレーを沈めて1点を返す。後半のペースを握った鹿島は、78分にエヴェラウドが強烈なミドルシュートをゴール右隅に突き刺して追いつく。そして84分、伊藤翔のクロスに遠藤康がダイレクトボレーで合わせて鹿島が逆転に成功。3つのゴラッソで2点差をひっくり返した鹿島は、3試合ぶりの勝利を収めた。
■試合結果
▼第26節
仙台 − 柏 ※中止
鳥栖 0−0 名古屋
川崎F 0−2 札幌
C大阪 1−1 G大阪
清水 3−1 神戸
横浜FC 2−3 大分
広島 1−1 浦和
▼第31節
横浜FM 2−3 鹿島
■順位表
1位 川崎フロンターレ(勝ち点68/得失点差+48)
2位 ガンバ大阪(勝ち点52/得失点差+10)
3位 名古屋グランパス(勝ち点49/得失点差+14)
4位 セレッソ大阪(勝ち点49/得失点差+9)
5位 鹿島アントラーズ(勝ち点48/得失点差+6)
6位 FC東京(勝ち点47/得失点差+3)
7位 横浜F・マリノス(勝ち点44/得失点差+11)
8位 浦和レッズ(勝ち点42/得失点差−1)
9位 柏レイソル(勝ち点41/得失点差+11)
10位 サンフレッチェ広島(勝ち点39/得失点差+9)
11位 ヴィッセル神戸(勝ち点36/得失点差−3)
12位 大分トリニータ(勝ち点33/得失点差−8)
13位 北海道コンサドーレ札幌(勝ち点30/得失点差−14)
14位 横浜FC(勝ち点24/得失点差−20)
15位 サガン鳥栖(勝ち点22/得失点差−10)
16位 湘南ベルマーレ(勝ち点17/得失点差−18)
17位 清水エスパルス(勝ち点17/得失点差−21)
18位 ベガルタ仙台(勝ち点14/得失点差−26)
■今後の対戦カード
▼11月8日(日)
13:00 仙台 vs 鳥栖(第11節)
14:00 横浜FC vs 神戸(第28節)
▼11月11日(水)
19:00 広島 vs 名古屋(第7節)
19:30 湘南 vs 横浜FM(第26節)
19:00 G大阪 vs 神戸(第32節)
19:00 FC東京 vs 札幌(第33節)
■第27節の対戦カード
▼11月14日(土)
14:00 札幌 vs 鳥栖
14:00 清水 vs C大阪
14:00 広島 vs 横浜FC
15:00 柏 vs 大分
15:00 G大阪 vs 仙台
16:00 横浜FM vs 浦和
17:00 鹿島 vs 川崎F
▼11月15日(日)
14:00 神戸 vs 湘南
19:00 名古屋 vs FC東京