マグヌッセン「ブレーキトラブルで終盤にストップ。グリップがなくてペースも悪く、全然速さがなかった」:ハース F1アメリカGP日曜
2019年11月5日(火)13時3分 AUTOSPORT web

F1アメリカGPの決勝レースが行われ、ハースのロマン・グロージャンは15位、チームメイトのケビン・マグヌッセンは18位でレースを終えた。
■ハースF1チーム
ロマン・グロージャン 決勝=15位
トリッキーなレースだった。スタートを迎える前から、少しばかり厳しいレースになるであろうことは予想できた。残念なことにトップスピードが遅くて、レース序盤は相手が誰だろうと、まったくオーバーテイクができなかった。
プランAはミディアムからソフトへ履き替える作戦だったので、ミディアムでできるだけ長くステイアウトしようと試みた。ところが、みんながピットに入る頃には、こちらのタイヤもダメになっていて、次々と抜かれてしまった。あの時点では、ラップタイムがとんでもなく遅くなっていたからね。
後半はハードを選んだところ、そっちのタイヤではかなりいい感じで、バランスにもラップタイムにも満足できた。ただ、もう前との差は大きく開き、戦うチャンスはなくなっていた。
ケビン・マグヌッセン 決勝=18位
終盤に止まってしまったのは、ブレーキに問題が起きたからだ。タフな一日だったよ。とにかくグリップもなければペースも悪くて、全然速くなかった。僕らが問題を抱えていることは誰の目にも明らかだが、いずれにしてもベストを尽くそうと努めた。
1周目には9番手まで浮上できて楽しかった。でも、ペース不足はどうしようもなく、その後はズルズルと順位を下げる一方だった。そして、僕のレースはブレーキのトラブルで終わった。