中上貴晶、6番手は「とても満足。ブレーキングの改善が唯一の課題」/MotoGP第18戦バレンシアGP初日

2021年11月13日(土)16時30分 AUTOSPORT web

 11月12日、2021年MotoGP第18戦バレンシアGP MotoGPクラス初日のフリー走行1回目、2回目がスペインのリカルド・トルモ・サーキットで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は初日6番手に入った。


 セッション開始頃に雨が降り始め、フリー走行1回目はウエットコンディションでの走行となった。中上は19ラップを周回し、トップのイケル・レクオーナ(テック3KTMファクトリー・レーシング)から0.917秒差の1分41秒486で10番手となった。今シーズン、ウエットコンディションに苦戦が続いている中上だが、順調な走り出しを見せた。


 午後に行われたフリー走行2回目は天候、路面状況が回復し、ドライコンディションでの走行となった。フロント、リヤともにミディアムタイヤを履いた中上は、1分32秒台でラップを刻み、一時2番手タイムとなる1分32秒011を記録した。セッション終盤には、フロントにミディアムタイヤ、リヤにソフトタイヤを履き、再びコースイン。全体自己ベストとなる1分31秒427を記録し、6番手で終えた。


 第10戦スティリアGPで5位入賞を果たすも、以降はシングルフィニッシュを果たせていない中上。2021年シーズン最終戦となる今大会のバレンシアGPでダイレクトQ2進出を狙い、予選では今季自己ベストグリッド獲得を目指す。


■LCRホンダ・イデミツ
中上貴晶(FP1:10番手/FP2:6番手)
「今日は、FP1とFP2の両セッションでいい走りができました。FP1はウエット、FP2はドライという異なるコンディションでしたが、どちらのセッションでもトップ10に入ることができました。特にFP2ではかなり安定したラップタイムとペースを刻むことができました」


「とても満足していますが、ブレーキングの安定性を改善しなければなりません。それが唯一の課題です。明日の午前中のセッションと予選がとても楽しみです。目標は予選で1列目か2列目を獲得することです」

2021年MotoGP第18戦バレンシアGP:中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
2021年MotoGP第18戦バレンシアGP:中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
2021年MotoGP第18戦バレンシアGP:中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
2021年MotoGP第18戦バレンシアGP:中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
2021年MotoGP第18戦バレンシアGP:中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)

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