ジャイアンツが「全財産を投じて」でも大谷翔平を獲るべき理由とは?米メディアが力説「すべてをもたらすことができる」

2023年11月13日(月)6時30分 ココカラネクスト

来季は打撃に専念する大谷。それでも契約金はかつてない額になるだろう(C)Getty Images

 エンゼルスからフリーエージェント(FA)となった大谷翔平の移籍先について現地では様々な憶測が飛び交っている。ドジャース、レッドソックス、マリナーズなどの球団を予想する声が多く挙がっているが、今季は異次元の活躍を見せた「二刀流スター」は、どのチームと契約するのだろうか。

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 大争奪戦は幕を開けたが、米メディアはジャイアンツに大谷翔平の獲得を提言した。米スポーツサイト『ClutchPoints』は記事を配信し、「MLBのフリーエージェント(FA)が始まった今、ジャイアンツがこのオフシーズンに全財産を投じてスーパースター、ショウヘイ・オオタニと契約しなければならない理由を説明する」と記載した。

 ジャイアンツは今季、79勝83敗でナ・リーグ西地区4位に終わった。同メディアは「ジャイアンツがMLBのフリーエージェントでこの唯一無二の才能に大枚をはたく必要がある」と言及し、大谷の獲得に乗り出すべきだと熱弁。

 その理由については「オオタニはジャイアンツにすべてをもたらすことができる」と記載。具体的には「日本人スラッガーは、手薄なラインナップを大いに盛り上げてくれるだろう。ジャイアンツは打率.235でリーグ28位、本塁打は174本で19位、OPSは.695で26位だった。オオタニはこれらの各統計カテゴリーを大幅に向上させることができる」と、大谷1人の加入によって打撃力アップを期待できるという見解を示した。

 二刀流スターの獲得によるメリットを記載した上で、同メディアは「オオタニの歴史的な才能は、怪我をしながらも素晴らしいシーズンを送った。ファルハン・ザイディ(ジャイアンツの野球運営責任者)は、MLBのフリーエージェンシーを勝ち抜くために、これまで以上にやる気を見せる必要がある」とジャイアンツに提言していた。

 昨オフ、ジャイアンツはヤンキースのジャッジ、ツインズのコレアの獲得に乗り出したが、いずれも移籍は実現しなかった。今季こそスーパースター獲得を成功させることができるか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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