6代目『スバル・インプレッサ』が世界初公開。2.5Lボクサー搭載の“RS”も新登場

2022年11月18日(金)11時5分 AUTOSPORT web

 スバルはアメリカ時間の11月17日、ロサンゼルスオートショーにおいて、新型『インプレッサ』を世界初公開した。第6世代となるこのニューモデルは、2023年春以降を予定しているアメリカ市場への導入を皮切りに、世界各国の市場に順次導入されるという。


 かつて、WRC世界ラリー選手権においてその名を轟かせた『インプレッサ』は現在、クラスを超えた高い安全性能と動的質感を兼ね備えたスバルラインナップのスタンダードモデルとなっている。


 17日にワールドプレミアされた6代目も、その2点に磨きをかけるとともにユーティリティなど、機能性や実用性をさらに高め、乗る人すべてをアクティブな行動へと後押しするクルマとなっている。


 具体的には、フルインナーフレーム構造の採用による高いボディ剛性の確保や、2ピニオン電動パワーステアリングの採用による動的質感や性能の向上。また、新世代アイサイトの標準装備、一部グレードでの11.6インチマルチインフォメーションディスプレイ搭載などがその代表として挙げられる。


 エクステリアでは『スバル・クロストレック』と似た顔立ちとなったほか、引き締まったスピード感ある鋭いシェイプと、大地を駆けだす力強さを感じさせる張り出したフェンダーが、よりスポーティに感じさせる。


 インテリアにおいては、ドライビングとアクティビティの時間を自然体で過ごせる使い勝手の良いカジュアルな車内空間を構築。機能を集約した大型ディスプレイをインパネ中央部に配置した、最新のスバル共通インターフェイスを採用し、実用性と利便性が高められている。

第6世代スバル・インプレッサ “Sport” 走行イメージ(リヤ)
第6世代スバル・インプレッサ “RS” インテリア(コクピット/北米仕様)


■新グレード“RS”が登場


 そんな6代目インプレッサには、1998年に発売されアメリカ史上におけるWRXの先駆者となった“2.5RS”を想起させる“RS”が、新グレードとして設定されることが明らかにされた。


 通常グレードの“Base”“Sport”が最大出力154PSの2.0リットル水平対向4気筒エンジンを採用するのに対し、このRSはよりパワフルで最大184PSを発揮する2.5リットル水平対向エンジンを搭載する。トランスミッションはリニアトロニック(CVT)で共通だか、パドルシフト付き8段階マニュアルモードを備える。


 また“RS”オーナメントをフロントドアやバックドアにあしらい、18インチアルミホイール、ブラック塗装のフロントグリル・サイドスポイラー・ドアミラーなど採用した専用エクステリアが用意された。さらにインテリアも、カーボン調インナートリムやレッドカラーのシートバック、高質感な革を使用したステアリングホイールとシフトノブなどが奢られた専用仕様となっている。


 この他、メーカーオプションには10スピーカーHarman/Kardon®*3オーディオシステムをはじめ、電動サンルーフ、ランバーサポート付き10ウェイパワーシートも設定されている。

フロントドアやバックドアにあしらわれる「RS」オーナメント
6代目スバル・インプレッサ “RS” エクステリア(サイド)
第6世代スバル・インプレッサ “RS” 北米仕様
第6世代スバル・インプレッサ “RS” 走行イメージ
6代目スバル・インプレッサ “Sport” エクステリア(フロント)

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