【日本ハム】ルーキーイヤーに存在感を示した奈良間大己 飛躍が期待される2年目 守備・打撃に加え期待される「もう一つの役割」とは

2023年11月28日(火)6時30分 ココカラネクスト

奈良間はユーティリティプレーヤーとしてもチームに貢献した(C)CoCoKARAnext

 日本ハムの奈良間大己内野手のプロ1年目が終了した。

 2022年ドラフト5位で入団した奈良間は、ルーキーイヤーの今年、65試合に出場し、打率243、2本塁打15打点の成績を残した。

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 4月11日にプロ初昇格を果たすと、18日には本拠地エスコンフィールドで行われたロッテ戦で、相手先発・小島和哉投手から放ったプロ初安打がいきなり本塁打となるなど華々しいデビューを飾った。

 その後、シーズンでは2度の二軍落ちを経験も、シーズン中盤以降は持ち前のパンチ力を活かしたバッティングでスタメンに名を連ねることも増え、ルーキーながら存在感を放つ場面も多く見られた。

 守備でも、安定した守備をみせ、本職はショートながら、セカンド、サードを守る機会もあり、ユーティリティープレイヤーとしてもチームに貢献した。

 そんな奈良間だが、プレー以外にも、明るいキャラクターでファンを魅了する一面がある。

 今季はチームの元気印として、ウォーミングアップの段階から人一倍声を出し士気を高めると、ゲーム中もピンチの際にはルーキーながら投手へ積極的にマウンドへ声をかけにいく姿も見られた。

 ゲームに出場していない間もベンチの中では常に奈良間の声が大きく響いており、側面からチームを鼓舞することも忘れなかった。

 シーズン中盤からは本拠地でチームが勝った際に行われる「一丁締め」を、球団マスコットとともに踊りを披露するなど、ファンを盛り上げる役割を担う場面もあった。

 日本ハムでは昨年引退した杉谷拳士氏が長年チームのムードメーカーとして知られていたが、この奈良間が「後継者」として、浮上している。

 今オフはオリックスからFA宣言した左腕、山崎福也の加入が決まるなど、明るいニュースもあった。投打ともに戦力が上積みされそうな来季、チームにとっていよいよ上位を目指す大事なシーズンとなる。奈良間にとってはレギュラー定着を狙うとともに自身のキャラクターを存分に活かし、チームを盛り立てるムードメーカーとしての役割も注目となりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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