渥美心、2022年はEWCにフル参戦。ボルドール24時間を戦ったOG Motorsport by Sarazinに加入
2021年12月1日(水)16時48分 AUTOSPORT web

12月1日、レーシングライダーの渥美心は、OG Motorsport by Sarazinから2022FIM世界耐久選手権(EWC)にフル参戦すると発表した。
渥美は、2011年から全日本ロードレース選手権に参戦している26歳のライダーだ。J-GP3、ST600、J-GP2クラスを経てJSB1000クラスや鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦した。
2019年には所属しているTONE RT SYNCEDGE4413 BMWから星野知也、石塚健とのトリオで最終戦鈴鹿8耐を戦い、総合14位でSSTクラスでは優勝。2019-2020シーズンの第2戦セパン8耐にも出場し、SSTクラスのトップからスタートし、総合15位、SSTクラスでは3位表彰台を獲得した。
そして、2021年はTONE RT SYNCEDGE4413 BMWで全日本ロードST1000クラスにフル参戦し、第2戦鈴鹿2&4ではJSB1000クラスにスポット参戦した。また、OG Motorsport BY SarazinからEWC第3戦ボルドール24時間にスポット参戦し、総合7位、SSTクラス4位でフィニッシュする活躍を見せた。
そんな渥美はOG Motorsport by Sarazinから2022年のEWCにフル参戦することを発表した。チームメイトはMoto Ainに所属していたロベルト・ロルフォ、ボルドールでともに戦ったアレックス・プランカッサーニュとなる。
同チームは、SST(スーパーストック)クラスにエントリーしており、来季もマシンはヤマハYZF-R1、タイヤはダンロップを使用することになる。
渥美は「幼い頃からの夢であった世界選手権へのフル参戦がようやく叶い、本当に嬉しいです。これまでの経験を活かし、24時間レースでのクラス優勝、そしてシリーズチャンピオンを目指して全力を尽くします!」と自身のブログでコメントを残している。