KO宣言の井岡一翔、今年も迫る“大晦日決戦”に海外からも期待の声「日本のボクシングはイオカで終わる」

2023年12月24日(日)18時27分 ココカラネクスト

井岡は3年ぶりとなるKO勝利に意欲を燃やしている(C)Getty Images

 12月31日、東京・大田区総合体育館で、WBAスーパーフライ級王者の井岡一翔(志成)が、同級6位のホスベル・ペレス(ベネズエラ)の挑戦を受ける。12度目の大晦日のリングとなる井岡は試合へ向け、今月21日に練習を公開し、「今回はKO勝利をみせたい気持ちが強い」などとコメントしている。

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 過去3年間で行われた5試合はすべて判定での決着が続いているだけに、相手を倒して勝つことへ意欲を示した井岡。今年6月のジョシュア・フランコ戦に勝利しベルトを奪取、1年最後の日での初防衛を見据えている。そして“恒例行事”として定着している大晦日の井岡の戦いには、海外からも期待の声が寄せられている。

 米国格闘技サイト『NotiFight』は現地時間12月23日(日本時間24日)、井岡の特集記事を配信。公開練習が行われたことを紹介しながら、「ペレス戦へ向け万全の様子」と日本人王者の現状を伝えている。

 また、対戦が熱望されていたWBCスーパーフライ級世界王者ファン・フランシスコ ・エストラーダ(メキシコ)戦が実現とならなかったことにも触れており、その上で井岡が「今はジョスベル・ペレスを倒してボクシング人生をさらに成功させたいというモチベーションは変わらない」と語ったコメントも掲載。

 加えて、同メディアは井岡を「間違いなく日本のボクシング界が生んだ偉大なボクサーの1人である」と評しており、さらに「イオカは一時、ボクシングを引退した2017年を除き、2011年以来、生放送で大晦日のスターファイトを盛り上げる重要な役割を担ってきた」と振り返りながら、「日本のボクシングはいつもイオカの試合で終わるのは言うまでもない」など、これまで年末の戦いを続けてきたことへの称賛の言葉を並べた。

 トピックでは他にも、井岡が世界タイトル戦における勝利数(21勝)が歴代の日本人ボクサーで最多であることも記されている。井岡本人がKO勝利への意気込みも語っているだけに、ボクシングファンが熱視線を送る大晦日のリングでの記録更新を期待したい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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