亀田和毅と対戦の王者レオ、日本で戦う「意義」語る 地元の方が大金稼げるが...名前売って井上尚弥戦の実現目指す

2025年5月22日(木)13時10分 J-CASTニュース

プロボクシングのIBF世界フェザー級王者アンジェロ・レオ(米国、31)が、スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋、32)との対戦を改めて熱望した。

「日本で戦うことは井上尚弥の注目を集めるはずだ」

米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン」(ウェブ版)が2025年5月21日に報じた。

レオは24日に大阪で、元世界2階級制覇王者・亀田和毅(TMK、33)の挑戦を受ける。すでに来日しており、世界タイトル戦に向けて大阪で調整をしている。

「ボクシングシーン」は、「日本で戦うアンジェロ・レオは井上尚弥に注目されるはずだ」とのタイトルで記事を公開し、「アンジェロ・レオは地元でのタイトル防衛戦を断念し、ベテラン亀田和毅との世界タイトル初防衛戦のために日本に長期滞在することを選んだ」と解説した。

王者はなぜ、あえて日本のリングを選択したのか。

記事によると、レオは「日本より地元での試合の方が大金を稼げる」とし、日本で世界タイトル戦を行う「意義」について、こう語ったという。

「日本に行くことで、俺の名前は井上の名前と結びつく」

「日本に行くことで、俺の名前は井上の名前と結びつく。俺はそれに大賛成だ。パウンド・フォー・パウンド(階級の垣根を超えた最強ランキング)で、井上は世界最高のファイターだし、俺は最高になるためにこのスポーツをやっている」

同メディアは「日本で知名度のある亀田を破ることで、アンジェロ・レオは井上に関する話題をさらに盛り上げたいと期待している」とした。

レオは20年8月に、1階級下のWBO世界スーパーバンタム級王座を獲得。21年1月の初防衛戦でスティーブン・フルトン(米国、30)と対戦し、0−3の判定負けでベルトを失った。フルトンは23年7月に井上と対戦して8回TKO負けを喫した。

王座陥落後、階級をひとつ上げフェザー級に転向した。24年8月にIBF世界フェザー級王座を獲得し、今回が初防衛戦となる。レオがこのまま王座を保持していれば、井上がフェザー級に転向した際の対戦候補となる。

一方の亀田は、19年7月以来の世界タイトル戦となる。フェザー級王座を獲得すれば、バンタム級、スーパーバンタム級に続いて世界3階級制覇となる。亀田は、レオ同様に井上戦を熱望している。

J-CASTニュース

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