但馬ミツロ、自称「アフリカ最強のヘビー級」 ”ブラックボンバー”マトヴにTKO負け

2025年5月24日(土)16時9分 スポーツ報知

1回、ハーバート・マトヴ(右)を攻める但馬ミツロ(左)(カメラ・岩田 大補)

◆プロボクシング ▽ヘビー級8回戦 ●但馬ミツロ(5回TKO)ハーバート・マトヴ〇(24日、インテックス大阪)

 前日本ヘビー級王者の但馬ミツロ(30)=亀田=が同級8回戦でハーバート・マトヴ(30)=ウガンダ=に5回2分36秒TKOで敗れた。

 身長193センチで「ブラックボンバー」のニックネームを持つマトヴは、序盤は但馬のプレッシャーに劣勢に立たされた。しかし4回以降、急失速した但馬に対し、形勢逆転。5回、左フックをクリーンヒットさせると一気にたたみかけ、右ストレートを打ち下ろして但馬をぐらつかせたところでレフェリーが割って入り、試合を止めた。

 自称「アフリカで最強のヘビー級ボクサー」マトヴは、勝利を決めるとキャンバスに大の字に寝っ転がって歓喜。「但馬は本当に強かったが、全力を尽くした。強いボクシングをみなさんに披露できたと思う。これからの目標は世界中の強い選手と戦って、ブラックボンバーを世界に見せつけたい。またすぐに日本に戻って試合をしたい。アリガト、アリガト」と話し、「ブラックボンバー!」と右拳を突き上げた。

 但馬は昨年3月に判定でプロ初黒星を喫したが、再起後は2戦連続KO勝利を収めていた。ヘビー級戦線再浮上を目指していたが、痛いキャリア初のKO負けとなった。

 戦績は但馬が13戦12勝(10KO)2敗、マトヴが8勝(7KO)1敗。

スポーツ報知

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