「完璧な競馬だった」シティホテル3号室亮太が語る「思い出のダービー馬」
2025年5月27日(火)16時0分 ココカラネクスト

ダノンデサイルのレース運びに瞠目させられたという亮太氏
好評連載中の特別企画「思い出のダービー馬」第2回は4月から競馬番組「ウイニング競馬」(テレビ東京系)の新メンバーに就任したお笑いコンビ「シティホテル3号室」の亮太が登場。
【動画】2024年のダービー馬、ダノンデサイルの完璧なレース運び
亮太が名前を挙げたのは第91回(2024年)のダービー馬、ダノンデサイルだ。前走皐月賞はスタート直前、鞍上・横山典弘が同馬の歩様にわずかな違和感を察知し、競走除外。ダービーは9番人気の低評価だった。
ーー三走前の京都2歳S(11番人気、4着)でものすごい末脚を見た時に「この馬、めっちゃ強いんじゃないかな」と感じたんです。重心の低い、地を這うような走り方がもの凄いかっこいいなと。
皐月賞除外は残念だったが、ダービーでもダノンデサイルへの気持ちは変わらなかった。
ーー皐月賞除外は残念でしたが、ダービーでの人気を見て「これはアツいぞ」と感じました。馬券は単勝、馬連、3連複と勝負しました。
レースは3枠5番からスタートを決め、好位の内を取ると、同馬のリズムでレースを進めた。最後の直線で鋭く抜け出すと、1番人気の皐月賞馬、ジャスティンミラノに2馬身差をつけてゴールした。
ーーインで静かに運んでいるのを見て「完璧な競馬だ!」という気持ちでした。実は人生で初めて、ダービーで馬券を取ったんです。うれしかったですね。
ダノンデサイルのダービー制覇で競馬の魅力にどっぷりはまったその年には「キングオブコント」ファイナリストとなるなど、本業でも結果が出だした。そして、ダービーから1年も経たない内に競馬番組の新メンバーとして、現場取材に参加することになった。
ーーそれまではライトユーザーとして、競馬を楽しんでいましたが、騎手、調教師、調教助手、その他の関係者の方々を取材することになって「すごい大きくて奥の深い世界だなあ」と。1頭の馬にすごく多くの人がかかわっています。本当にレースに向けて、細かい部分まで気を配ってますし「無事にレースに乗ってきて、無事に帰ってきてほしい」というみなさんの気持ちを強く感じています。