5種類もあるセブンの「ポテサラ」はどれが美味しい? 全部食べ比べてみた!

2023年1月2日(月)10時49分 食楽web


セブンイレブンで売っているポテサラ各種 | 食楽web

●セブンイレブンには5種類もポテトサラダがある。一体何が違うのか、食べ比べてみた

 数年前に「ポテサラ論争」というのが世間を騒がせたのを覚えているでしょうか? 「ポテトサラダくらい家で作れ」派と、「ポテサラ作るのはめちゃくちゃ手間暇がかかるから外で買わせろ」派の争いです。どちらの言い分もわからなくはありませんが、実際問題、忙しいときはつい買って済ませたくなるのが人の性(さが)です。

 実際、筆者も仕事の帰りにコンビニでポテサラとビールをよく買います。ポテサラをちびちびつまみつつ、ビールをグイッとあおる…。誰が何と言おうと、この時間が好きなんですよね。しかもコンビニで売っているポテサラは、つまみとして量がちょうどよく、しかも200円前後と価格もお手頃。そして何より、想像以上に美味しいんです。


セブンイレブンのお惣菜の中でも、ついつい手が伸びるポテサラ

 ひと昔前の出来合いのポテサラは玉ねぎやマヨネーズの味が強すぎ、食感もねっちょりしていて、味にはあんまり期待できない印象がありましたが、実はいまコンビニのポテサラはすごく進化しています。ジャガイモはホクホク、味つけもいい感じ。このクオリティなら、作るより買ったほうがいいかも? と思えるレベルなのです。

 現在、各コンビニのポテサラはセブンイレブン5種類、ファミマ2種類、ローソン1種類(2022年12月時点)といった状況。そう、なんとセブンにはポテサラが5種もあるのです。つまり一番ポテサラに力を入れているのがわかります。実際、筆者が美味しいと思って買っているのもセブンのポテサラ。そこで今回は、セブンのポテサラ5種類を全部買ってみて、一体何がどう違うのか、食べ比べてみることにしました。

セブンイレブンのポテサラ5種を一気に食べ比べ!


セブンイレブンのポテサラは5種類もある!

 セブンイレブンのポテサラのラインナップは以下の通りです。

・カップ型「北海道産じゃがいもと5種具材のポテトサラダ」(226円)
・カップ型「和風ぽてとさらだ」(270円)
・パック型「北海道男爵いものポテトサラダ」(138円)
・パック型「北海道産じゃがいも使用 明太ポテトサラダ」(159円)
・パック型「黒胡椒と粒マスタードのベーコンポテトサラダ」(159円)

 計5種類。カップ型がややお高めで、パウチに入ったパック型がリーズナブルということがわかりますね。

 では、まずカップ型の1つ目「北海道産じゃがいもと5種具材のポテトサラダ」(226円)から。その名のとおり北海道産のジャガイモを使用し、ポークハム、きゅうり、玉ねぎ、ゆで卵、にんじんが入った、いわゆるオーソドックスなタイプです。


「北海道産じゃがいもと5種具材のポテトサラダ」(226円)は1個あたり215kcal

 食べてみると、その美味しさにちょっとびっくりします。ジャガイモのホクホク、ゴロゴロ感が際立っていて、キュウリもシャキシャキ。そして時折出てくるやわらかなハムの旨味が最高。マヨネーズの味も、ゆで卵のおかげか、まろやかでトゲがないんです。

 筆者は、実は初めて食べたセブンのポテサラがこれで、コンビニの惣菜なのに、昔ながらの家庭で手作りするポテサラを彷彿させる美味しさに驚きました。。


「和風ぽてとさらだ」(270円)は、1個あたり214kcal

 続いて、カップ型2つめは、「和風ぽてとさらだ」(270円)です。フタを開けると、半熟の煮玉子1/2、カツオ節、水菜の彩りが目に飛び込んできます。美しいですね。そして、ふわっとお出汁の香りが漂います。

 食べてみると、醤油ダシとカツオの風味がしっかり効いていて、マヨネーズが控え目。こんなポテサラはなかなか家庭ではお目にかかれませんよね。まるで小料理屋の一品料理のような感じ。旨味たっぷりで、その名の通り、まさに和風のポテサラ。ビールのみならず、日本酒にもピタリと合いそうです。


パック型「北海道男爵いものポテトサラダ」(138円)。1袋あたり166kcal

 次はパック型の「北海道男爵いものポテトサラダ」(138円)。5種類中、最もリーズナブルなポテサラです。素材は北海道産のジャガイモ、にんじん、玉ねぎと、至ってシンプル。

 見た目はねっとりしていますが、ジャガイモのごろごろ感がちゃんとあり、マヨネーズにお酢を効かせた酸味の強いタイプです。市販のお弁当の脇にあるような簡易的なポテサラのようにも見えるかもしれませんが、違います。ジャガイモの甘みがちゃんと感じられる、素材を生かした味わいなんです。これは食パンに挟んで、サンドイッチにしても美味しいと思います。


「北海道産じゃがいも使用 明太ポテトサラダ」(159円)は122kcal

 続いてパック型「北海道産じゃがいも使用 明太ポテトサラダ」(159円)です。ジャガイモ×明太子という、酒飲みにはたまらない組み合わせ。こちらもジャガイモのホクホク食感をきっちり残しつつ、ほどよい崩れ感も絶妙。マヨネーズと明太子のソースが崩れたジャガイモに混ざり合う、とろとろした部分は、酒のつまみにちびちび舐めるのにうってつけ。これは、クラッカーやバゲットにのせて、ワインや日本酒のつまみにしたいタイプです。


「黒胡椒と粒マスタードのベーコンポテトサラダ」(159円)は1個152kcal

 最後は、「黒胡椒と粒マスタードのベーコンポテトサラダ」(159円)です。こちらも北海道産ジャガイモのゴロゴロ&ホクホク感と、ねっとり感のバランスが秀逸です。そしてベーコンの薫香と黒胡椒の香りが、ポテサラ全体の輪郭をくっきりかたどっています。

 マヨネーズの塩味はかなり控えめで、粒マスタードも効いているので、ポテサラというよりも“ジャーマンポテト”のようなイメージ。つまりこれは、クラフトビールみたいな濃厚なビールのつまみとして最高のポテサラです。

まとめ


ポテサラの好みもさまざま(食楽web)

 というわけで、セブンのポテサラを5種類食べ比べてみて、そのクオリティの高さに改めて驚きました。どれも国産のジャガイモの食感や甘みを活かし、それぞれ違う調理をしているのに、すべて満足できます。スゴくないですか?

 ちなみに、筆者がオススメしたいのは、カップ型の「北海道産じゃがいもと5種具材のポテトサラダ」(226円)と、「北海道産じゃがいも使用 明太ポテトサラダ」(159円)の2つ。未体験の人は、ぜひ一度試して、お気に入りを見つけてみてください。

(撮影・文◎土原亜子)

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