これが「東京駅の入り口」だと? 干されたタオルにクルクル看板...大都会とは思えない「出口3」の謎に迫る

2024年1月8日(月)18時0分 Jタウンネット

突然だが、東京駅を思い浮かべてほしい。

皆さんが思い浮かべたのは、赤レンガの駅舎や込み合う改札口、土産物屋が立ち並ぶ通路などではなかろうか。

人がいっぱいで、にぎやか。しかし、東京駅のすべての部分がそうというではない。

こんな出口もある。

アーチ状の看板に「JR東京駅」と書かれてはいるが......これがあの巨大ターミナルに続いているとは思えないほど小さい。

しかも、アーチの下には黒板が置かれ、タオルが干されている。脇にサインポールと立て看板が設置されていることからわかる通り、ここ、JR東京駅「出口3」には、理容室があるのだ。

駅から激近のメリットは?

なぜ、東京駅の出口に理容室があるのか。Jタウンネット記者が12月5日、この店、「理容室はるこ」の店長に話を聞くと、「ただの高架下のテナントですよ」と答えた。2000年から入居しているのだという。

「東京駅に直結しているんじゃなくて、店の前に東京駅の出口があるだけなんです」

店の前に東京駅の出口がある。アクセスは良さそうだが......「東京駅の出口のすぐそばだからっていうメリットは感じていません」と店長。

「出口と京葉線のダクトの建物が店の前にあるせいで路面店だってわかりづらいですし......」

駅が近すぎる店ならではの悩みもあるようだ。

理容室はるこでは、通行人に店の存在をアピールするためにサインポールや看板、黒板を外に設置。洗濯物は、日が当たるから外に出しているとのことだ。

Jタウンネット

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