キャンディ入りの「噛む」アイスとは? 噂の「ザクポップ」を食べてみた
2023年2月27日(月)10時50分 食楽web
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●調査内容:「かむを楽しむカップアイス」をコンセプトに明治がリリースした新感覚アイス「ザクポップ」。ヤミツキ者続出という噂は本当か食べてみた!
「エッセルスーパーカップ」「アーモンドチョコレートアイスバー」などのヒットアイスで有名な明治。これまでは、オーソドックスなアイス商品をリリースしている印象がありましたが、今年その印象を覆す挑戦的とも思える斬新なカップアイス「ザクポップ」をリリースしています。
聞けば、カスタードアイスにカラメル風味のキャンディ素材を混ぜ込むことで、噛むたびにザクッとした食感と、カリッとした音を楽しめるものとのこと。「かむを楽しむカップアイス」というコンセプトのもとで開発されたもので、一度口にした人の間ではヤミツキになるとの噂が。そこで今回は「ザクポップ」の味わいを確かめてみることにしました!
イメージは「ザクザクしたプリン」?
ザクザクした印象を伝える「ザクポップ」のパッケージ
「ザクポップ」のパッケージは、本商品のイメージを反映してギザギザ、カクカクした意匠になっています。他方、「ザクポップ」自体がカスタードクリーム、カラメル風味という味わいでもあるため、そのカラーリングはプリンを模しているようです。「ザクザクしたプリン」というのは、なかなか想像しにくいわけですが、この点もまた「ザクポップ」に気を引かれる点でもあると思います。
一見ごく普通のバニラカップアイスに見えますが…
パッケージを開封したところ
さっそくパッケージを開けてみると、中は一見普通のバニラフレーバーのカップアイスのようにも映りますが、よく見ると、うっすらと黒っぽいの粒が見えます。これがザクザクさせるキャンディ素材の粒なのでしょうか?
臆せずにガッツリスプーンで掘ってみると、出てきましたキャンディ素材の粒。スプーンの端にもザクっと当たるほどで、これはなかなか面白そうです。というわけで食べてみることにします。
スプーンをどんどん入れたくなる新しい感覚
さっそくいただきます!
バニラフレーバーのようにも映ったアイスは、カスタードクリーム風のフレーバーでコクがあり実になめらか。甘さはひかえめで、どこか大人な味わいです。これだけでも十分美味しいアイスですが、さらに「かむ」と、例のキャンディ素材の粒がザクっとあたり、歯の奥でカリッとした音も感じます。このキャンディ素材は、カラメル特有のほろ苦さもかすかに感じ、これが確かにヤミツキになります。
スプーンをどんどん入れたくなる新しい感覚で、あっという間に食べ干してしまいました。これは確かにクセになるかも!
店頭で見つけた際は迷わずゲットを!
商品コンセプト、パッケージの印象から若い世代向けの商品にも映る「ザクポップ」ですが、その味わい深さは「さすが明治!」と言いたくなるほどでした。むしろある程度舌の肥えた大人でないと、この味わいの良さはわからないのではないかと思いました。それほどに完成度の高い設計で、そして確かにヤミツキになる味わいでした。
調査結果:「ザクポップ」は「かむを楽しむ」ことはもちろん、確かに大人もヤミツキになる完成度の高い斬新アイスだった!一般に冬のシーズンでは、コクのあるアイスが人気だと言われています。この「ザクポップ」は、コク深さに加えて食感、音も楽しめます。全体の味わい設計の完成度もかなり高めです。ぜひ店頭で見かけた際は迷わずゲットしてみてください。
(取材・文◎松田義人)
●DATA
明治「ザクポップ」
https://www.meiji.co.jp/products/icecream/4902705066588.html