友野一希、プリンスアイスワールドで新SP披露 ミラノ五輪シーズンへ「自分の代表作に」
2025年4月26日(土)18時2分 スポーツ報知
友野一希は新SPを披露(カメラ・頓所 美代子)
◆プリンスアイスワールド2025—2026 PIW THE MUSICAL MUSICAL〜The Best of BROADWAY BROADWAY〜 横浜公演(26日、KOSE新横浜スケートセンター)
フィギュアスケートのアイスショー、プリンスアイスワールドが横浜市内で開幕。2月の四大陸選手権で男子4位の友野一希(第一住建グループ)が、新ショートプログラムを披露した。「That’s It(I’m Crazy)」を演じた友野は「自分の代表作にしたい」と語った。
アップテンポな曲調で「日本人スケーターの中で、このSPの中で一番存在感を出せるようなプログラムを作りたいと思っていた」と友野。片手で側転する動きも取り入れ「若干怖い部分はあるけど、出来る動きを全部詰め込んだようなプログラム」。激しい動きで消耗も激しく、発展途上としながら「自分にしかできない魅力が詰まっている。すごくいいプログラムを振り付けしていただいたし、自分の中で代表作にできるように。気持ちを込めて滑っていきたい」と語った。
今年27歳となり迎える2026年のミラノ・コルティナ五輪シーズン。2006年トリノ五輪女王の荒川静香さんからは「集大成にさしかかって来ることを考えると、全てのエネルギーを注ぎ込めるように、オフの時間も充実させていってほしい」とエールをもらった。友野も「自分の中で全てをかけて臨みたいと思っているシーズン。(プリンスアイスワールドの)公演を通しても、成長できたら」と腕をまくった。