毎月5000円から積み立て「暴落して辛くても焦らない」21歳・アルバイト女性がオルカンに約1年投資したら？

2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態を覗く機会は限られます。
ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

21歳・年収82万円パート・アルバイト女性の積立投資の取り組みと運用成績は？

今回は鹿児島県に住む21歳女性の資産運用エピソードを見ていきます。

家族構成

本人、母（54歳）

金融資産

年収：82万円
金融資産：現預金31万円、リスク資産78万6480円

リスク資産の内訳

・投資信託：78万6480円

積立投資実績

（※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載）
・eMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）／NISA：2023年から
2023年からオール・カントリーに積立投資を続けてきたという今回の投稿者。
投資額は「月5000円」からスタートし、現在は「月2万円」で積み立てしているとのこと。その他に「60万円の（臨時）収入があったのでなくなるまで1日1万円を積み立てした」期間もあったと言います。
投稿のあった2024年10月時点の運用実績については「元本72万2002円」→「運用益込78万6480円」と、積み重ねで着実に利益を生み出している様子。
リスク資産について「（2024年の）夏頃までは順調に上がり続け、一時期は80万円台になったことも」あったと投稿者。その後「円高方向に進んだため、78万円ほどになった」そうですが、「1年ちょっとで6万円近く増やすことができた。預貯金と合わせて資産が100万円以上になったので、とてもうれしい」とあります。

21歳・年収82万円パート・アルバイト女性の思う積立投資のメリットは？

積立投資を始めてよかった点として、「特に何もしなくても、口座にお金を入れておくだけでいつのまにかお金が増えていること。まさに不労所得である」とコメント。
いっぽうで、「オール・カントリーと言ってもほとんどがアメリカ株なので、円安で評価額と運用益が大幅に上がった後に、円高傾向になり自分の資産額が暴落した時は辛かった」と言います。
マイルールは「暴落して辛くても、焦らない」こと。「経済は緩やかに上昇していくはずなので、気持ちが不安定になるなら、そもそも株価をチェックしない」と語られていました。
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(文:あるじゃん 編集部)