【過去の自慢話は自尊心を保つため?】認知症の父にも役割を。私が父に「ありがとう」と言える機会を増やしたい…老々介護の父と娘【第58話まんが】
2025年3月7日(金)11時0分 婦人公論.jp
95歳、男やもめの頑固な父を、67歳の一人娘が介護する…笑って泣ける介護連載『オーマイ・ダッド! 父がだんだん壊れていく』が好評につき単行本化。この物語を原作に、主人公たちの若い頃まで遡り、家族の物語をとんがりめがねさんの漫画でお届けします。
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今日も過去の自慢話をする父
前話からの続き。
これまでの幾度とない父とのやりとりや、本からの学びも活かし、認知症とわかってからの父への発言や対応をできるだけ肯定するように心がけている。
↓↓↓パパにやってもらうことを増やそうかな?
買い物リスト作ってくれる?
↓↓↓しょうがないな…
「ありがとう」を言う機会を増やせたら
誰もがいずれ年を取り、自分のことができなくなる。
そのとき「ありがとう」「すみません」「お願いします」ばかりを、言い続けることになるのだ。
父が見せた寂しそうな表情から、老いる切なさと焦燥感を感じてしまった。
第59話へ続く。
原作はこちら
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