【食欲回復のため入院】車椅子で運ばれる認知症の父を見て涙が。父の孤独、幸せな最期とはなにか?さまざま想いは巡り…老々介護の父と娘【第67話まんが】
2025年4月29日(火)11時0分 婦人公論.jp
95歳、男やもめの頑固な父を、67歳の一人娘が介護する…笑って泣ける介護連載『オーマイ・ダッド! 父がだんだん壊れていく』が好評につき単行本化。この物語を原作に、主人公たちの若い頃まで遡り、家族の物語をとんがりめがねさんの漫画でお届けします。
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入院先が決定
前話からの続き。
ケアマネさんに痩せた様子を指摘され、食欲を回復させようと入院を提案された父。
父は自分の老いを自覚しはじめたのか、素直に一時入院をすると言いはじめた。
↓↓↓申し訳なさに苛まれた
パパはどんな最期を望んているのか
医療スタッフの患者にとって一番幸福な方法を考えようとする真摯な姿勢に胸を打たれ、、私は父に対して「こういうふうに生涯を終えてほしい」というビジョンを持っていないことに気がついた。
考えることで父の老いを認識するのが怖かったのかもしれない。
↓↓↓どんな最期が幸せなのだろう
老いる恐怖や孤独と向き合って
父が老いや孤独にどれほどの不安を抱えながら、私が来るのを待っていたのかと想像するだけで苦しくなる。
父が退院してくることがあったら、ただ父の世話をするだけではなく、もっと父の気持ちに寄り添える気がする。
今回の入院をキッカケにまた新たな気持ちで父に向き合っていけそうだとも思った。
第68話へ続く。
原作はこちら
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