国交省「防災教育ポータル」開設、教育素材や事例など収録
2018年3月13日(火)13時15分 リセマム
平成32年度から新学習指導要領が全面実施され、小学校では防災教育の授業が充実されるようになる。国土交通省では、授業で使う教育素材を簡単に入手したいという先生方からの声も踏まえ、平成32年度に向けた授業の準備などで活用してもらおうと、「防災教育ポータル」を開設した。
「防災教育ポータル」では、国土交通省、気象庁、内閣官房、内閣府、消防庁、文部科学省、NHK、日本赤十字社から、防災教育に役立つ75のWebサイトを収録。授業ですぐに使える教材や解説書、指導計画やプリント作成の際に役立つ写真・イラスト素材、防止教育の進め方をまとめた手引きやマニュアル、学年別・分野別の授業事例などを紹介している。
また、子ども向け動画「洪水から身を守るには〜命を守るための3つのポイント〜」を初公開。水害が起きたときの危険な状況、命を守るための行動、普段からの備えについてわかりやすくまとめている。津波や水害が発生したときに起こる危険な状況や防災について、遊びながら学ぶことができる防災カードゲーム「このつぎなにがおきるかな?」も公開している。
このほか、国土交通省による防災教育の取組みや各地の事例、防災教育支援に関する問い合わせ窓口なども掲載している。