話題の「からあげ缶詰」食べてみた コンビニ惣菜超え?想像以上のクオリティに脱帽

2019年3月17日(日)12時0分 Jタウンネット

缶詰入りの焼き鳥「ホテイのやきとり」で知られるホテイフーズコーポレーション(静岡市清水区)が、なんと鶏のからあげの缶詰を発売した。


今までに見たこともない、からあげの缶詰。なかなか商品を手に取らずにいたが、意を決し購入。どんな味、食感が待っているのだろうか。


新しくて美味しい


鶏のからあげといえば、サクサクと食感にジューシーな鶏肉が特徴。それに味を付けて更には缶詰に投入——少しマイナスな想像をしてしまう。どうしても、油でべちゃついた衣がイメージされたのだ。


それだけに発売から手を付けられずにいた筆者。しかし、気になる気持ちが日に日に大きくなっていく。


そこで、いつもデンジャラスなものを一緒に食べてくれるJタウンネット編集部の仲間とチャレンジすることにした。彼らとなら、仮にマズかったとしても苦しみを共有できる。さて、どうなるのか——。


今回は、現在発売中の3種類のバリエーションを全て用意した。それぞれ味の趣向はかなり異なるが実際はどうなのだろうか。


まずは、旨辛たれ味から。


上部に少し見えるタレの固まりのようなものが少し気になる。箸を入れるとそれぞれがくっついてしまっているのか、ほぐすにはある程度のパワーが必要だ。


箸でつかんで、ようやくからあげらしさを感じることができる。それでは、記念すべき最初の一口に行ってみよう。


最初に感じたのが想像していたより辛くない。そして美味しい。どちらかと言えば旨味の方が強い上にクセになる。


お肉はお馴染み「やきとり缶」によく似ている。衣はサクサクしていないが、今までに食べたことがないものではない。コンビニ弁当の付け合わせにある、からあげに近い印象を受けた。


あまりの美味しさに次の和風醤油味に期待が膨らむ。こちらはタレがなく見た目からサッパリとしているのではと予想する。


口に入れると旨味がジワリと広がる。衣の食感もしっかりしており、旨辛たれ味よりもからあげを食べている気分が十二分に楽しめる。予想通りサッパリとしており、油っぽさも心なしか少なく感じた。


衣の食感がしっかりしているせいで、全体的に食感の硬さが気になってしまうのが欠点。とはいえ、缶詰とは思えないクオリティを見せつけてくれた。


最後は3つの中で、最もデビューが遅かったてりマヨ味。缶を開けるとてりマヨソースのテカリが少し気になる。油っぽさに注意しながら食べてみた。


口に入れてびっくり。味付けが最もしっかりしている。からあげと言われると違うような印象だが、柔らかく丸みを帯びた味が特徴的。旨辛たれ味以上にご飯に合いそうで、酒を飲まない筆者には一番好みだった。


3つ全てを食べ終えた感想は、どれもレベルが高い。べちゃついた衣など、当初の心配はすべて杞憂だったと痛感させられた。ホテイフーズの皆さん、すみません。


ここからは編集部の面々にも食べてもらおう。


まずはN記者から。疑心暗鬼な表情で箸を取り出した彼だったが、旨辛たれ味を食べると表情が一変した。


「どこかで食べたことある味。美味しい」



また、鶏肉というより魚肉に近いともコメント。3つの中では「最も缶詰感がない」と評したてりマヨ味を1位に挙げた。


続いては我らがS編集長。食前に一番味の質を疑っていたが、3つを矢継ぎ早に食べるほど気に入ったようで、


「意外とクオリティ高い。衣がしっかりしている」



と感心していた。3つの中で旨辛たれ味を1位に挙げた。


O記者もそれぞれの味を絶賛。和風醤油味が「普通のからあげ」に最も近かったとコメントした。最年長のM記者も、「これはいいや!」と満足の様子。どの味も「おいしいね」と評した。


続いては姉妹サイトJ-CASTニュースのT編集長にも試食をお願いした。和風醤油味から食べて、


「不思議だね。からあげのような気がする」



とコメント。すべて食べきって「おいしかったよ」と褒めていた。


やきとり缶シリーズのファンというK副編集長にも食べていただいた。筆者と同じく肉の食感がやきとり缶に似ていると指摘。いずれの味も高評価だったが、特にてりマヨ味は、


「濃厚さが最高だね」



と賞賛していた。


食べ物持ち込み企画で初めて試食した人すべてが「おいしい」と高評価だったからあげ缶。お酒のつまみだけでなく、ご飯のおかずの1品としても大活躍しそうだ。

Jタウンネット

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