「現実とは思えないくらい幻想的」「日本の美を感じる」 長野にあった桃源郷に7.8万人うっとり
2025年4月6日(日)13時0分 Jタウンネット
「AyuMi」さん(@a_yumi0425)の投稿より
「長野には桃源郷があります」
2025年4月1日、とあるXユーザーがそんな呟きとともに投稿した風景写真が話題を呼んでいる。
道沿いを彩るのは、濃淡あるピンクの花が咲き誇る木々。
一瞬、桜かと思うかもしれないが、どうやら違うらしい。
愛知県在住の写真家・AyuMi(@a_yumi0425)さんが投稿したポストには、7万8000件以上の「いいね」のほか、こんな声が寄せられている。
「なんて美しい」
「下から見上げても、上から見下ろしても日本の美を感じますね」
「ここにあったのか! 桃源郷」
「現実とは思えないくらい幻想的」
「めっちゃ綺麗!」
「川沿いというのも又、風情がありますね」
桃源郷——AyuMiさんによると、それは長野県阿智村の「花桃の里」にあるという。
撮影した時の状況や、感想はどうだったのか? Jタウンネット記者は投稿者「AyuMi」さんに聞いてみた。
赤・白・ピンクの3色の花桃
AyuMiさんが話題の写真を撮影したのは、2023年の4月中旬。友達と一緒に行って撮影をしてきたという。
阿智村への訪問は、それが初めてだった。坂道が少しあって、大変だったという記憶があるという。撮影時の感想をこう語る。
「赤・白・ピンクの3色の花桃がとても綺麗でした! この撮影場所から全体を見るのも良かったですし、屋台もあったので食事しながらお花見も楽しめました。見頃の時に来れたのもあって良かったです!」(AyuMiさん)
阿智村の公式サイトによると、月川温泉周辺「花桃の里」には、園原I.Cから月川に沿って延長4キロにわたって、約5000本の花桃が咲く。例年4月中旬〜下旬なので、もうすぐだ。
ところで、花桃の里がある阿智村は「日本一の星空」でも知られている。
2006年に開催された環境省の「全国星空観測会」で、日本一の「星空の観測に適している場所」とされた。光害が少ないこと、空気が澄んでいること、高度が高いこと、そして天候が安定していることなどの条件が揃っているためだ。
昼は、花桃による桃源郷を味わい、夜は星空三昧を楽しむ、そんな至福の旅はいかがだろう。
昼神温泉公式観光サイトによると、4〜5月の阿智村での星空観察では「北斗七星が空に昇ってきて日中の温かさから少し寒く感じるかも」。
小さくたためるダウンがあった方が安心とのことだ。