まな板の除菌きちんとできてる? 食中毒予防のコツとお手入れ方法とは

2025年4月17日(木)17時0分 grape

※写真はイメージ

まな板は洗剤で洗えば十分だと思っていませんか。

実は、まな板の表面にできた細かな傷には、洗剤だけでは落としきれない細菌が潜んでいることがあります。これらの細菌をしっかり取り除くには、定期的な除菌が必要です。

健栄製薬株式会社のウェブサイトでは、『まな板の正しいお手入れ方法』を紹介しています。

週に一度は除菌を!

※写真はイメージ

包丁を使っているうちに、まな板には徐々に細かな傷が付いていきます。こうした傷には食材のカスや汚れが入り込みやすく、洗剤だけでは完全に落とせません。

そのまま使用し続けると、細菌が繁殖し、食中毒の原因となる恐れがあります。清潔に保つためにも、小まめなお手入れを心がけましょう。

まな板の除菌は週に1回が目安です。汚れが気になる場合も、その都度除菌しましょう。ただし、漂白剤を使った除菌のし過ぎはまな板が傷む可能性があるので注意が必要です。

健栄製薬 ーより引用

高温多湿の環境では菌が繁殖しやすいので、除菌の頻度を週1回以上にすると安心です。

まな板の素材によって、傷の付きやすさは異なります。お手入れを楽にしたい人は『プラスチック製』のまな板を選ぶのがおすすめです。

まな板を清潔に保つ!効果的な除菌アイテム

ここからは、除菌に効果的なアイテムを4つご紹介します。

熱湯

まな板の除菌方法の中でも取り入れやすいのが、沸騰したお湯をかけるだけの『熱湯除菌』です。

まな板の素材によっては、熱湯をかけると傷んでしまう物もあるので、事前に確認しておきましょう。

また、汚れが付いたままの状態で熱湯消毒をすると、かえって汚れが落ちにくくなる場合があります。あらかじめ洗剤で洗ってから熱湯消毒を行いましょう。

漂白剤

熱湯のほか、『漂白剤』を使った除菌も効果的です。

漂白剤は目に見えない菌を除菌する効果が期待できるうえに、まな板の汚れもきれいに落とせます。

また『キッチン用漂白剤』は、除菌効果に加えて消臭効果も。ただし、素手で触ると肌が荒れる可能性があるので、使用時はゴム手袋をして作業をしましょう。

ただし、木製のまな板など漂白剤を使えないタイプの物もあるため、漂白剤が使えるかどうかを事前に必ず確認してください。

クエン酸

『クエン酸』にも除菌や消臭の効果があります。粉末タイプを使用する場合は、水に溶かしてからスプレーボトルに入れて使いましょう。

クエン酸のスプレーを使用する場合は、まな板にキッチンペーパーを敷き、その上からクエン酸のスプレーを噴きかけて除菌しましょう。

健栄製薬 ーより引用

無水エタノール

揮発性の高い『無水エタノール』も、まな板の除菌に適したアイテム。使用方法はアルコール除菌と同様で、まな板にスプレーするだけです。

なお無水エタノールは、まな板だけでなく包丁やスライサーなどの調理器具にも使えます。幅広く活用できるので、常備しておくと便利です。

まな板の除菌方法は1つではありません。取り入れやすい方法を選択し、食中毒のリスクを減らしましょう。


[文・構成/grape編集部]

出典 健栄製薬

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